僕が東京ダービーで分けた理由(わけ)
・このタイミングで東京ダービーとかやりたくなかったわ。という言葉はおそらく両サポーターの一致した見解ではないでしょうか。J2を全勝出来る戦力だと言われたチームと、かたや3連敗スタートのチーム。ゴールがなかなか奪えないチームと、失点の多くが自滅のチーム。お互い、何かしら課題を背負いまくった対戦となりました。こういう両者だと逆にゴール量産で面白い試合となるかと思ったのですが、いやはやこの試合でも課題の出る試合となりました。
・ヴェルディのバンディエラ。「平本一樹」「飯尾一慶」の両者をベンチへ置く事の意味。単純に開幕3連敗のカンフル剤としてスタメンを変えたかったのか、それともFW平繁の調子の良さを重視したのか。ダービーだからこそ飯尾と平本と思っていたまぐは古い人間なんでしょーね。平繁はドリブラーなんですが、一樹と違うタイプのドリブルで面白いんです。前半でいきなり相手を背負いながらも反転して突破を狙ったり(森重に倒されるもPK無し)、祐希のスルーパスに反応した時も今野の寄せの上手さに負けるも裏を取れた。結果的にはこれがケガにつながってしまう不運もあったが、前半16分に健介からのロビングにも裏を取った。最後は森重に潰されてしまったが、これだけ裏を狙ってくれると新しい攻めが展開出来そうで面白い存在となりそうだ。
・それにしても、鳥栖戦の失点は非常に不運な失点でしたね。突き詰めていくと自陣でのパスミスなども影響してるんですが、それにしても不運。この試合でもそんな不運がまだ残ってるかの様なシーンが。相手のパスが祐希に当たってコースが変わり、拾った梶山がドリブルで突破しよーとするも大きくなって深津がクリア・・・このクリアも梶山に当たってGKと一対一。土肥のスーパーセーブで失点ならず。こんなんで失点とか、もーいやだーっ!!
・平山相太の負傷により、FW高松の活躍が期待されるわけですが、この試合ではなかなかに存在が邪魔でしたね。左サイド阿部からのアーリークロス。PA内には完全に高松しか居ない状況にも関わらず、クロスをあげるという事と土屋、深津相手に真っ向からヘディング勝負してくること。鬼の如き強さの土屋でさえもイーブンボールを競り合うとなると、やはり高松に軍配が上がりますね。ヘディングシュートされた時は土屋じゃなかったけど。更に右サイドからのグラウンダーを体を張ってキープし、羽生にミドルを打たせるなどポスト役としても厄介な存在でした。それに比べて「セザー」ってのがまた・・・名前を普通に「セザール」「セーザル」とかにしたら活躍したりして。
・んで、さっき言っていた平繁の負傷により、平本一樹が前半で投入。FC東京の選手が一番嫌な選手と語っていた平本一樹。そして、さっそく直線ドリブルで今野をブチ抜き、残すは森重ってところで左側を抑えられてしまった。むむむ、これはまずい。右足でのシュートは言わずもがな、強引にでも左足に持って行きたい。そんな一樹の心を見透かされたのか体を密着させられてしまいボールカット。ぐぬぬ、惜しい。でも、FC東京ぐらいだろな。こんだけ裏を取れるほど最終ラインを高くしてくれる相手って。
・前半のほとんどがヴェルディペースで展開。その理由は最後に語るとして、この試合ではその重要な作戦の一翼を担っていた井上 平に注目。前から言ってる通り、平は練習では凄いんです。ただ、考えすぎてしまい大事なシーンで迷ってしまうのが弱点。そこで「考えるな! 感じろっ!!」がテーマとなってます。この試合では、そんな平が迷う様なシーンが無かったのでフィニッシュも撃ってます。CKからのヘディングシュート、一樹落として平のミドルなどがそれです。実は後半にもロングボールを裏へ走ってシュートへ行ってます。今回はFC東京攻略のキーマンだっただけに、結果というゴールもプレゼントしたかったですねー。
・FC東京の攻撃でもっとも恐かったのが前半終了間際の鈴木達也。なんの事は無い前線へ当てるだけのパス。これを鈴木がゴールを背負ってトラップと同時に反転してシュート。これに体を深く当てたかった深津が抜かれてしまった。シュートもなかなかの威力のあるボールが飛んできただけに枠内ならばヤバかった事だろう。先ほどまで高松、セザーなど足元でもらいたがる傾向のある選手だったので、鈴木にも同じ対応で挑んでしまったのが原因。こう考えると、いろんなタイプの選手が揃ってるんだなーと関心させられてしまった。
-後半-
・まぁ、そりゃレッドカード出たから喜びましたよ。喜びましたけど、結果的にはこれが余計な事だったなと思う訳で。セザーがドリブル突破。考えてみると、この試合で初めてセザーがゴールへ向かってドリブルするシーンとなる訳だ。実は前半開始直後にドリブルのスタンスを取った瞬間、フェイントも出来ない間に土屋にガツン!とやられている。そのシーンを思ってか深津にも前からガツンと来るだろうと勝負を仕掛けたんでしょーね。通称「裏通り」と言われるドリブルテクニックで深津の右にボールを通し、自らは左側から抜くドリブルだ。ここで深津も危ないと思ったのか出した足を引っ込めたんですね。この状況でセザーが倒れてしまったと。その為にシュミレーション、2枚目の警告で退場と。ジャッジに関しては、やや厳しいと感じるレベル。PA内でも無かったし。別にイエローじゃなくてもいいかな。
・ここまで菊岡が蹴ったり、河野が蹴ったりと「オトリ」という役割に甘んじている小林祐希。彼には「ブレ球FK」がある。ほぼ、FKと真正面へ陣取る構えがその証拠。壁じゃない方へ蹴ってきたボールはGKの真正面である。スピードこそ入るぐらいの良い速さだったがボールはそのまま真っ直ぐに超えていき外へ。本当ならば、UFOの如く不規則なフラつきを魅せて落ちるボールが飛んでくる訳だ。こういうものをあえてダービーで叩き込んでくれるとFC東京の脳裏から離れられなくていいのだがなぁ。こっちのゴール裏で見たいものだが、向こう側で魅せ付けてやるのも美味しいなぁ。
・結果的にはノーゴールであったものの、一瞬の縦へのスピードは目を見張るものがある。右からのセンタリングに胸トラップで落として、そのまま流れながら一気に縦を突破。GKと一対一になるやゴール左下へ流し込みシュート。これがゴールネットを揺らして大歓声・・・もハンドでノーゴール。肩とも取れるし腕とも取れる微妙な判定ではあったが、まぁハンドを取るだろう。空中で腕を突き出す姿勢はあまり好まれない。ただ、注目はジャッジではなく、やはり縦へのスピードだ。なんというか初速が速い。一歩で抜け出す事が出来そうだ。やはり、さすがはFC東京。曲者ばっか揃ってやがる。
・最終的には市川と飯尾を投入するものの、後半30分以降は全く動き無し。一人少ないチームが攻撃に出ると言うことはサッカーにおいて珍しくは無い。特に前半から飛ばしていたヴェルディ、というかスタミナがもともと少ないヴェルディではこの時間がもっともキツい。そしてもっと影響が出てしまったのが河野のスタミナだ。ヴェルディの攻撃のリズム、アクセルを踏む選手が河野なので、彼がめっきり落ち込むと全体が落ち込んでしまう。そして、居なければ居ないで誰もアクセルを踏めないのでもっと落ち込む。うーん、河野を変えて誰々という選手としては善朗などが適任だとは思うけど、チーム全体で90分持たない選手が多すぎるのでやっぱ厳しいもんだねー。
・・・・・・むむむむむむむ、あの年でアキレス腱とかやっちゃうと最悪の事態も懸念されます。ただでさえ、ケガの治りも遅くなってくるというのに。相手がGKと一対一になりそうな現状。前へ飛び出すか、土屋に任せるべきかの判断。そこでいざ前へ出ようと思った矢先に転びましたね。大きなケガが無かったことが、あの年まで現役生活を続けられた秘訣。何とか、捻挫とか軽いもので済んでくれる事を祈りますです。更に3人選手交代しちゃったんですね。んで、当然ですが、守備ラインを変える事は出来ません。こういう時は通常は「背の高い選手」ということでFWの選手が起用されることが多い。かつてのヴェルディでは岩本輝雄がやったこともありましたね。そこでGK平本一樹という珍しいシーンも見られましたね。FC東京としては枠内へ飛ぶミドルシュートが欲しかったところですね。
東京ヴェルディ 0-0 FC東京
得点者:いねぇっす
MOM:DF土屋征夫(初選出/通算21度目)
MOM:DF今野泰幸(平繁の突破、CKでシュートなど攻守で活躍)
MOM:MF梶山陽平(中盤でタメてから右サイドへのチェンジが厄介)
MOM:MF井上 平(初選出/通算2度目)
MVP:FW平繁龍一(2度目)
MVP:MF河野広貴(初選出/通算14度目)
MVP:DF森重真人(平繁、一樹の突破をフィジカル勝負で薙ぎ倒す)
MVP:MF鈴木達也(前半の反転シュートは得点の匂いを感じた)
MVP:MF谷澤達也(ノーゴールになったが、一瞬の縦への速さ)
・FC東京の選手は()内に書いた通り。ヴェルディは土屋の気迫溢れるプレーでセザーをイライラさせたこと。後半のクロス勝負もゴールへ向かいながらの守備にはならなかったので、土屋レベル相手に真っ向からクロスでは何本上げてもゴールは難しいよ。結局は土屋を超えるクロスの様に土屋を避けて通らないと。平繁はあの裏への仕掛けとボールを持った後のテクニックが良いんですね。裏を抜けるだけなら井上 平も負けてませんからね。あの小刻みなドリブル、貪欲な姿勢、強引な突破があるからこそ、スタメン抜擢になるんですねー。河野はスタミナ勿体無い無かったね。最後は足ツってたみたいだし。んで、最後に平が任されていた重要機密事項とは・・・
「阿部 巧を狙え作戦 !」
・えぇ、まぐにはネーミングセンスなんてものは無いですよ。ましてや、「ジェロニモ」なんて言葉すら出てきませんよ。これだったんですねー。まぐはダービーだろうと真っ向から正々堂々と勝負して欲しいと思うんですが、世間的には「ダービーは内容よりも結果」だそうです。そして、今のヴェルディもそんなこと言ってられない身の丈経営ですからね。実の方を取った様です。まず、その作戦とはネーミング通り「FC東京」の左サイドバック166cmの阿部選手の事です。この試合では、十数本近くも阿部選手のいるサイドへロングボールを送っています。まぁ、そら背が低いですからね。狙いますよ。そして、対応していたのは「井上 平」だったのです。・・・まぁ、いつもの右サイドアタッカーって163cmの菊岡だしね。
・この作戦は成功と言えます。ゴールが決まっていれば大成功だったのですが。まず、FC東京の前からのプレスが早めのロングボールによって無効化されます。そもそも、早めのプレスはヴェルディの弱点ですからね。それを打ち消せます。さらにこの阿部選手、何度と無く空中戦をヘディング出来なかったりします。たまにいる「外野フライ」を捕れない選手ってタイプですね。いきなり野球で失礼。落下地点を予測出来ないというか何というか。かなり縦へのスピードはあるんですが、落下地点を予測していれば先にカバー出来るのですが、数m先へぽとんと落とします。DFが最終ラインでハイボールをワンバウンドさせてはいけませんからね。なので、ここで9割方は井上 平がボールを拾えたのです。井上 平自身もシュート打ってましたからね。ヴェルディにしては、珍しく「策を講じた」試合だったのです。考えれば考えるほど、結果出てほしかったー。
-東京ヴェルディのメンバー- 平繁龍一 菊岡拓朗 河野広貴 井上 平 小林祐希 佐伯直哉 森 勇介 深津康太 土屋征夫 福田健介 土肥洋一 SUB 土肥洋一、和田拓也、キム・テヨン、飯尾一慶、杉本竜士、平本一樹、市川雅彦 -FC東京のメンバー- 高松大樹 Rセザー 羽生直剛 鈴木達也 梶山陽平 徳永悠平 阿部 巧 今野泰幸 森重真人 椋原健太 権田修一 SUB:塩田、高橋、中村、大竹、上里、谷澤、ペドロ
・ヴェルディのバンディエラ。「平本一樹」「飯尾一慶」の両者をベンチへ置く事の意味。単純に開幕3連敗のカンフル剤としてスタメンを変えたかったのか、それともFW平繁の調子の良さを重視したのか。ダービーだからこそ飯尾と平本と思っていたまぐは古い人間なんでしょーね。平繁はドリブラーなんですが、一樹と違うタイプのドリブルで面白いんです。前半でいきなり相手を背負いながらも反転して突破を狙ったり(森重に倒されるもPK無し)、祐希のスルーパスに反応した時も今野の寄せの上手さに負けるも裏を取れた。結果的にはこれがケガにつながってしまう不運もあったが、前半16分に健介からのロビングにも裏を取った。最後は森重に潰されてしまったが、これだけ裏を狙ってくれると新しい攻めが展開出来そうで面白い存在となりそうだ。
・それにしても、鳥栖戦の失点は非常に不運な失点でしたね。突き詰めていくと自陣でのパスミスなども影響してるんですが、それにしても不運。この試合でもそんな不運がまだ残ってるかの様なシーンが。相手のパスが祐希に当たってコースが変わり、拾った梶山がドリブルで突破しよーとするも大きくなって深津がクリア・・・このクリアも梶山に当たってGKと一対一。土肥のスーパーセーブで失点ならず。こんなんで失点とか、もーいやだーっ!!
・平山相太の負傷により、FW高松の活躍が期待されるわけですが、この試合ではなかなかに存在が邪魔でしたね。左サイド阿部からのアーリークロス。PA内には完全に高松しか居ない状況にも関わらず、クロスをあげるという事と土屋、深津相手に真っ向からヘディング勝負してくること。鬼の如き強さの土屋でさえもイーブンボールを競り合うとなると、やはり高松に軍配が上がりますね。ヘディングシュートされた時は土屋じゃなかったけど。更に右サイドからのグラウンダーを体を張ってキープし、羽生にミドルを打たせるなどポスト役としても厄介な存在でした。それに比べて「セザー」ってのがまた・・・名前を普通に「セザール」「セーザル」とかにしたら活躍したりして。
-東京ヴェルディのメンバー- 平本一樹 菊岡拓朗 河野広貴 井上 平 小林祐希 佐伯直哉 森 勇介 深津康太 土屋征夫 福田健介 土肥洋一
・んで、さっき言っていた平繁の負傷により、平本一樹が前半で投入。FC東京の選手が一番嫌な選手と語っていた平本一樹。そして、さっそく直線ドリブルで今野をブチ抜き、残すは森重ってところで左側を抑えられてしまった。むむむ、これはまずい。右足でのシュートは言わずもがな、強引にでも左足に持って行きたい。そんな一樹の心を見透かされたのか体を密着させられてしまいボールカット。ぐぬぬ、惜しい。でも、FC東京ぐらいだろな。こんだけ裏を取れるほど最終ラインを高くしてくれる相手って。
・前半のほとんどがヴェルディペースで展開。その理由は最後に語るとして、この試合ではその重要な作戦の一翼を担っていた井上 平に注目。前から言ってる通り、平は練習では凄いんです。ただ、考えすぎてしまい大事なシーンで迷ってしまうのが弱点。そこで「考えるな! 感じろっ!!」がテーマとなってます。この試合では、そんな平が迷う様なシーンが無かったのでフィニッシュも撃ってます。CKからのヘディングシュート、一樹落として平のミドルなどがそれです。実は後半にもロングボールを裏へ走ってシュートへ行ってます。今回はFC東京攻略のキーマンだっただけに、結果というゴールもプレゼントしたかったですねー。
・FC東京の攻撃でもっとも恐かったのが前半終了間際の鈴木達也。なんの事は無い前線へ当てるだけのパス。これを鈴木がゴールを背負ってトラップと同時に反転してシュート。これに体を深く当てたかった深津が抜かれてしまった。シュートもなかなかの威力のあるボールが飛んできただけに枠内ならばヤバかった事だろう。先ほどまで高松、セザーなど足元でもらいたがる傾向のある選手だったので、鈴木にも同じ対応で挑んでしまったのが原因。こう考えると、いろんなタイプの選手が揃ってるんだなーと関心させられてしまった。
-後半-
・まぁ、そりゃレッドカード出たから喜びましたよ。喜びましたけど、結果的にはこれが余計な事だったなと思う訳で。セザーがドリブル突破。考えてみると、この試合で初めてセザーがゴールへ向かってドリブルするシーンとなる訳だ。実は前半開始直後にドリブルのスタンスを取った瞬間、フェイントも出来ない間に土屋にガツン!とやられている。そのシーンを思ってか深津にも前からガツンと来るだろうと勝負を仕掛けたんでしょーね。通称「裏通り」と言われるドリブルテクニックで深津の右にボールを通し、自らは左側から抜くドリブルだ。ここで深津も危ないと思ったのか出した足を引っ込めたんですね。この状況でセザーが倒れてしまったと。その為にシュミレーション、2枚目の警告で退場と。ジャッジに関しては、やや厳しいと感じるレベル。PA内でも無かったし。別にイエローじゃなくてもいいかな。
・ここまで菊岡が蹴ったり、河野が蹴ったりと「オトリ」という役割に甘んじている小林祐希。彼には「ブレ球FK」がある。ほぼ、FKと真正面へ陣取る構えがその証拠。壁じゃない方へ蹴ってきたボールはGKの真正面である。スピードこそ入るぐらいの良い速さだったがボールはそのまま真っ直ぐに超えていき外へ。本当ならば、UFOの如く不規則なフラつきを魅せて落ちるボールが飛んでくる訳だ。こういうものをあえてダービーで叩き込んでくれるとFC東京の脳裏から離れられなくていいのだがなぁ。こっちのゴール裏で見たいものだが、向こう側で魅せ付けてやるのも美味しいなぁ。
・結果的にはノーゴールであったものの、一瞬の縦へのスピードは目を見張るものがある。右からのセンタリングに胸トラップで落として、そのまま流れながら一気に縦を突破。GKと一対一になるやゴール左下へ流し込みシュート。これがゴールネットを揺らして大歓声・・・もハンドでノーゴール。肩とも取れるし腕とも取れる微妙な判定ではあったが、まぁハンドを取るだろう。空中で腕を突き出す姿勢はあまり好まれない。ただ、注目はジャッジではなく、やはり縦へのスピードだ。なんというか初速が速い。一歩で抜け出す事が出来そうだ。やはり、さすがはFC東京。曲者ばっか揃ってやがる。
-東京ヴェルディのメンバー- 平本一樹 市川雅彦 河野広貴 飯尾一慶 佐伯直哉 菊岡拓朗 森 勇介 深津康太 土屋征夫 福田健介 土肥洋一
・最終的には市川と飯尾を投入するものの、後半30分以降は全く動き無し。一人少ないチームが攻撃に出ると言うことはサッカーにおいて珍しくは無い。特に前半から飛ばしていたヴェルディ、というかスタミナがもともと少ないヴェルディではこの時間がもっともキツい。そしてもっと影響が出てしまったのが河野のスタミナだ。ヴェルディの攻撃のリズム、アクセルを踏む選手が河野なので、彼がめっきり落ち込むと全体が落ち込んでしまう。そして、居なければ居ないで誰もアクセルを踏めないのでもっと落ち込む。うーん、河野を変えて誰々という選手としては善朗などが適任だとは思うけど、チーム全体で90分持たない選手が多すぎるのでやっぱ厳しいもんだねー。
・・・・・・むむむむむむむ、あの年でアキレス腱とかやっちゃうと最悪の事態も懸念されます。ただでさえ、ケガの治りも遅くなってくるというのに。相手がGKと一対一になりそうな現状。前へ飛び出すか、土屋に任せるべきかの判断。そこでいざ前へ出ようと思った矢先に転びましたね。大きなケガが無かったことが、あの年まで現役生活を続けられた秘訣。何とか、捻挫とか軽いもので済んでくれる事を祈りますです。更に3人選手交代しちゃったんですね。んで、当然ですが、守備ラインを変える事は出来ません。こういう時は通常は「背の高い選手」ということでFWの選手が起用されることが多い。かつてのヴェルディでは岩本輝雄がやったこともありましたね。そこでGK平本一樹という珍しいシーンも見られましたね。FC東京としては枠内へ飛ぶミドルシュートが欲しかったところですね。
東京ヴェルディ 0-0 FC東京
得点者:いねぇっす
MOM:DF土屋征夫(初選出/通算21度目)
MOM:DF今野泰幸(平繁の突破、CKでシュートなど攻守で活躍)
MOM:MF梶山陽平(中盤でタメてから右サイドへのチェンジが厄介)
MOM:MF井上 平(初選出/通算2度目)
MVP:FW平繁龍一(2度目)
MVP:MF河野広貴(初選出/通算14度目)
MVP:DF森重真人(平繁、一樹の突破をフィジカル勝負で薙ぎ倒す)
MVP:MF鈴木達也(前半の反転シュートは得点の匂いを感じた)
MVP:MF谷澤達也(ノーゴールになったが、一瞬の縦への速さ)
・FC東京の選手は()内に書いた通り。ヴェルディは土屋の気迫溢れるプレーでセザーをイライラさせたこと。後半のクロス勝負もゴールへ向かいながらの守備にはならなかったので、土屋レベル相手に真っ向からクロスでは何本上げてもゴールは難しいよ。結局は土屋を超えるクロスの様に土屋を避けて通らないと。平繁はあの裏への仕掛けとボールを持った後のテクニックが良いんですね。裏を抜けるだけなら井上 平も負けてませんからね。あの小刻みなドリブル、貪欲な姿勢、強引な突破があるからこそ、スタメン抜擢になるんですねー。河野はスタミナ勿体無い無かったね。最後は足ツってたみたいだし。んで、最後に平が任されていた重要機密事項とは・・・
「阿部 巧を狙え作戦 !」
・えぇ、まぐにはネーミングセンスなんてものは無いですよ。ましてや、「ジェロニモ」なんて言葉すら出てきませんよ。これだったんですねー。まぐはダービーだろうと真っ向から正々堂々と勝負して欲しいと思うんですが、世間的には「ダービーは内容よりも結果」だそうです。そして、今のヴェルディもそんなこと言ってられない身の丈経営ですからね。実の方を取った様です。まず、その作戦とはネーミング通り「FC東京」の左サイドバック166cmの阿部選手の事です。この試合では、十数本近くも阿部選手のいるサイドへロングボールを送っています。まぁ、そら背が低いですからね。狙いますよ。そして、対応していたのは「井上 平」だったのです。・・・まぁ、いつもの右サイドアタッカーって163cmの菊岡だしね。
・この作戦は成功と言えます。ゴールが決まっていれば大成功だったのですが。まず、FC東京の前からのプレスが早めのロングボールによって無効化されます。そもそも、早めのプレスはヴェルディの弱点ですからね。それを打ち消せます。さらにこの阿部選手、何度と無く空中戦をヘディング出来なかったりします。たまにいる「外野フライ」を捕れない選手ってタイプですね。いきなり野球で失礼。落下地点を予測出来ないというか何というか。かなり縦へのスピードはあるんですが、落下地点を予測していれば先にカバー出来るのですが、数m先へぽとんと落とします。DFが最終ラインでハイボールをワンバウンドさせてはいけませんからね。なので、ここで9割方は井上 平がボールを拾えたのです。井上 平自身もシュート打ってましたからね。ヴェルディにしては、珍しく「策を講じた」試合だったのです。考えれば考えるほど、結果出てほしかったー。