東北地方・太平洋沖地震 第5日目
・ここらへんから、まぐも「地震酔い」の症状が出始める。揺れてないのに揺れてるのではないか?といった「船酔い」にも「目眩」にも似たフラつきが起きる様になった。事実、毎日30回以上の地震が各地で起きており、身体が敏感になって「震度1」の地震ですら身体が身構えてしまう人もいるらしい。更に余震は東北以外でも置き始め、震源地が千葉・東京湾という地震も観測され始める。
0:54
・11日発生した東日本大震災の被害は、発生4日目の14日も岩手、宮城、福島各県を中心に拡大し、警察庁のまとめによると、死者は1897人、行方不明者を合わせると4899人。自治体が安否を確認できない住民は2万人以上に上る。青森を加えた東北4県と茨城、栃木の計6県で約52万人が避難生活を強いられる一方、水やガソリン、食料などの不足が深刻となっている。
1:59
・フィールド在日米軍司令官は14日、沖縄の第31海兵遠征部隊(31MEU)が支援物資を載せた強襲揚陸艦「エセックス」に乗艦し、16日にも被災地沖に到着することを明らかにした。ドック型揚陸艦「トーテュガ」も15日朝、北海道の苫小牧港に入港。陸自第5旅団(帯広市)の約250人を青森に輸送する方向で検討している。在日米軍は支援活動を「トモダチ作戦」と命名した。三陸沖に展開中の米海軍の駆逐艦などのうち、4隻以上が同日も捜索・救難活動を実施したほか、米軍のヘリ計5機が米空軍横田基地から仙台市などへ救援物資を輸送した。
8:57
・東京電力福島第一原発4号機で15日午前6時14分、原子炉建屋付近で大きな爆発音がした。東電によると、使用済み核燃料プールがある建屋5階の屋根に損傷を確認した。さらに同日午前9時38分、4階付近で出火しているのが見つかり、東電は地元福島県と国に通報するとともに、自衛隊と米軍に消火活動への協力を要請した。原子炉内に水を供給する再循環ポンプの配電盤付近が火元とみられる。東電によると、4号機は地震発生時は定期点検中で停止中。プールは使用済み核燃料や、定期点検で炉内整備する際に取り出した核燃料を冷やしながら保管する場所。4号機では原子炉内を整備しており、核燃料もこのプールで同時に保管していた。地震に伴い、プールは電源を失って水を循環できなくなり、通常40度程度の水温が、85度にまで上昇、東電で監視を続けていた。
9:02
・菅直人首相は15日午前、東京・内幸町の東京電力本社を訪ね、福島第1原発の爆発事故の連絡が遅れたことについて「一体どうなっているんだ」と強く批判した。自身を本部長として設置した政府と東電との統合本部で挨拶した。首相は「テレビで爆発が放映されているのに、首相官邸には1時間くらい連絡がなかった」と東電の対応に苦言を示した。さらに「撤退などあり得ない。覚悟を決めてほしい。撤退したときには東電は100%つぶれる」と厳命した。
9:42
・東京電力は会見で、福島第一原発の2号機で6時14分ごろに爆発音があったことを明らかにした。原子炉の格納容器の下部にある「圧力抑制室」(サプレッションプール)と呼ばれる設備が損傷した可能性があるという。東電は、同原発の一部従業員の一時退避を実施したとも発表した東電によると格納容器内の圧力が、通常の3気圧から1気圧へと急速に下がり、原発の敷地内で毎時965.5マイクロシーベルトという放射線の値を観測した。その後8時31分、福島第一原発の正門付近で、毎時8217マイクロシーベルトという放射線の量を観測したことを明らかにした。これは、一般の人が自然界から1年間で浴びる放射線の2倍から3倍を1時間に浴びる計算になるという。仮に圧力抑制室が損傷しているとすれば、外に放射性物質が漏れ出したことも否定できず、重大な事態も想定される。経済産業省の原子力安全・保安院によると、965.5マイクロシーベルトという値については「ただちに健康に影響する量ではない」としている。
11:18
・東京電力によると、福島第1原発4号機で大きな音がして、原子炉建屋5階屋根が損傷した。同9時40分ごろには、同建屋4階北西部付近で火が出ているのを確認。同社は消防に通報するとともに、経済産業省原子力安全・保安院に報告した。 同社によると、4階で爆発が起きた可能性もあるという。4号機は11日の地震発生当時、定期検査のため運転停止中だった。
11:34
・みずほ銀行は15日、開店直後から全支店で送金などに使うオンラインシステムに障害が発生したと発表した。窓口で振り込みなどができない状態になっているという。原因は調査中で、地震や計画停電との関連は不明。午前中には復旧する見通しという。ATM(現金自動受払機)は別システムのため利用可能で、同行は窓口で振り込みできない顧客をATMに誘導している。
12:44
・枝野幸男官房長官は15日午前の記者会見で、東京電力福島第1原発の放射線測定値が午前10時22分現在、3号機付近で400ミリシーベルト、4号機付近で100ミリシーベルト、2号機と3号機の間で30ミリシーベルトに達したことを明らかにした。枝野長官は「身体に影響を及ぼす可能性のある数値だが、放射性物質の放出がされている部分近くの数値であり、距離が遠ければ遠いほど落ちる」と説明。「1、2、3号機とも注水作業を継続している。冷却の効果が生じていると思われる」とも述べた。30キロ圏内の住民の屋内退避に対しては「窓の換気はしないでほしい」などと訴えた。
17:16
・東京電力は15日の記者会見で、福島第1原発3号機付近で毎時400ミリシーベルトの高い放射線量は場所は原子炉建屋の山側で観測され、14日の水素爆発による建屋の残骸(ざんがい)が飛散した影響を受けているとの見方を示した。出火した4号機にある使用済み核燃料のプールの水位は未確認で、注水作業ができていないことも明らかにした。火災により4階から5階にかけた北西部分の壁面と屋根が損傷し、現在は鎮火しているという。
17:35
・研究所によると、甲状腺がんの危険性を高める放射性物質の一つ「放射性ヨウ素」が大量に体の中に入った場合、医者が健康への影響を減らすため内服薬「安定ヨウ素剤」を処方する場合がある。このことから、インターネットの掲示板などでは、ヨードチンキ、うがい薬、のどスプレー、消毒用せっけんなどを「安定ヨウ素剤」の代わりに飲むことを推奨する書き込みが続出している。同研究所は「うがい薬などは内服薬ではない。これには、体に有害な作用を及ぼす可能性のある物質も含まれる」としたうえで、「たとえ飲んだとしても、ヨウ素含有量が少なく、放射性ヨウ素が体に入るのを抑制する効果はない」と解説する。またワカメなど海草類を食べることを奨める書き込みもあるが、「十分な効果はない」としている。
22:31
・15日午後10時31分頃、静岡県東部を震源とする地震があり、静岡県富士宮市で震度6強を観測した。気象庁によると、マグニチュードは6・4、震源の深さは約14キロと推定される。この地震で、山梨県富士河口湖町、山中湖村などでは震度5強、静岡県富士市、御殿場市、小山町などでは震度5弱を観測した。東京電力によると、この地震の影響で富士宮市などで約2万軒が停電。中部電力によると、浜岡原子力発電所には被害はなかった。気象庁は16日未明、記者会見を開き、この地域で起こるとされている東海地震との関連について、横山博文・地震津波監視課長は「場所、メカニズムともに東海地震の想定とは違う。(専門家で構成される)判定会の臨時会は開かない」と述べた。
・NHKが非常に高度な技術で模型で紹介しているが、毎日紹介される度に建物の破損状況や焦げ具合が変わっている。終盤になると、ヘリコプターを浮かせたり、放水している車で精密に作り始める。小道具の精密さが半端ない出来に仕上がっている。もはや職人の域である。不謹慎であるが、どうしてもそこにばかり目が行ってしまうNHKニュースでした。