僕が第1クールの熊本戦に負けた理由(わけ) | まぐまぐまぐろんブログ・・・略して、まぐロ

僕が第1クールの熊本戦に負けた理由(わけ)

・1週間遅れで行う開幕戦。ヴェルディにとってはプラスだったのか、マイナスだったのか。地味に雨降ってて寒い開幕戦を観なくて済んだなんて考えてました。まぁ、純粋にケガ人の多い今のヴェルディでは1週の休みは案外助かったかもしれませんね。さて、そんな訳で今年の開幕戦の観戦記行ってみましょうか。あ、そうそう。スタンドの一部を閉鎖(経済的な理由で)しているので、お客さんがゴール裏に集まってる感じがして良いですね。電光掲示板が逆なのは思った以上に不便ではありました。


    -東京ヴェルディのメンバー-

         井上 平  

  飯尾一慶   河野広貴   高木俊幸

      菊岡拓朗  柴崎晃誠

平本一樹  かんぺー  土屋征夫  福田健介

         柴崎貴広


     -ロアッソ熊本メンバー-

      松橋章太  井畑翔太郎

  西 弘則          宇留野純

      原田 拓  吉井孝輔

筑城和人  福王忠世  矢野大輔  市村篤司

         南 雄太



・まず、ヴェルディの方から。晃誠は体調不良だけの様で助かりました。ほとんど練習試合で見たメンバーと同じ。若干違うのが一樹のそばでカバーをしていたバウルが元の右の位置へ戻ったこと。更に飯尾が右サイドから左サイドへと移動してきたこと。練習試合では右サイドだった飯尾が45分間のほとんどを一樹のサイドへ寄ってきていました。さすがにそれなら最初から左にした方がいいしね。ただ、こうなると俊幸のアンリプレーが無くなっちゃうんだよなぁ。俊幸には悪いが右で新たなプレイを模索してくれぃ。


・まぁ、ざっと熊本の今季のサッカーの特徴が見えてきましたね。昨年のヴェルディでのサッカーとさほど変わってません。基本的にはロングボールで松橋の裏へ通すこと。サイドへ開いたなら積極的にそこを使うこと。熊本では福王、吉井あたりがかんぺー、晃誠と同じ役割でしょうか。さらに井畑が林の役割で空中戦を制すと。相変わらずののらりくらりとしたサッカーですなぁ。前半は松橋の飛び出しにやや手を焼くシーンがありながらもフリーではシュートを打たせず。たとえ、撃たれても枠の外。正直、この時はそんなに怖い印象は持っていませんでした。


・熊本の中盤でのプレスも効いてませんでしたね。練習試合であれだけもらったカウンターのシーンも少なかった様に感じます。おかげであの男にも魅せ場が訪れましたよ。前半だけで実に3度の直線ドリブル。まぁ、実際は最後にパスを選択したり、強引に抜きに行くタイプの直線ドリブルでは無かったけれども何かを期待させる勝負。やっぱ、一樹はこうでなくちゃ。FWよりもゴールを向いてボールをもらえるのでドリブルは確かにしやすい。相手との距離感というか間合いみたいなものはからっきしダメで、相手にボールを渡しちゃうシーンも多かったけど。スローインからの右足キャノンシュートなんかはスタジアムも盛り上がったしね。


・徐々にペースを握った前半。一樹のドリブルから河野→晃誠と繋いで、晃誠の左足ドライヴシュート炸裂。これはなかなかのコースに飛んだもののGK南のセーブでノーゴール。いやぁ、昨年に味をしめた晃誠のドライヴシュート。サッカー界の掛布(声だけね)と称される、うるさい解説の遠藤なんか「ピルロ、ピルロ」言いまくってるし。サイドチェンジの展開でピッチを広く使うパスなんかはゲームメイカーとしての要素も持ち始めてますね。さらにスルーパスが最大の魅せ場である菊岡もコースが無いとみるやミドルシュートを狙ったりとシュートの意識は全体的に高いですね。




-後半-

・ハーフタイム、一様にゴール裏の表情は明るかったですね。やっぱり、思った以上に試合内容が面白かったからでしょうか。んで、後半7分にFKから菊岡のクロス。土屋の裏へ通ったボールを一樹がヘディング。GKの南も中途半端なポジショニングだったために、冷静に流し込むだけのヘディングでした。まさか、FWじゃない左サイドバックでゴールを獲れるとは誰も思わなかったでしょうね。2010年ヴェルディ公式戦初ゴールは一樹でした。それにしても、一樹のゴールとなると全員で祝福にきますねぇ。いやぁ、左サイドバック案からは早く目が覚めてほしかったんですが、これはひょっとすると年間通してやりそうですね。


・むむむ、まだケガ明けからのコンディション不足なんでしょうか。ショートコーナーで始まったボール、一生懸命にボールを追ってクロスを上げさせない平。しかし、守備で後ろにいたCBの選手がフォローに走る。ここで俊幸がぼーっとしてしまった。平の様に楽にボールを上げさせない様に戻るべきだったかな。ここをダイレクトでクロス。ファーサイドでこれまたコンディション不足なのか、吉井と真っ向から競り合ったかんぺーが負ける。奇麗なヘディングシュートは右ポストに当たって跳ね返る・・・ここでも出足が遅くて遠いはずの松橋に押し込まれて同点。熊本は何ら難しい事はしていない、3ヶ所ぐらいまだ頑張れる場所があった中での失点でした。


・さらにヴェルディペースは続く中で逆転。スローインからのボールを井畑がキープ。かんぺーが背中にべったりとくっつくマンマークで対応。しかし、前半でもこの井畑を相手に軽くいなされてしまうシーンがあった。この井畑ってのはポストプレイで背負うタイプではなく、フリックオンでボールをワンタッチで預けるタイプ。コースを変えるだけなんだね。この終盤でこの井畑はトラップひとつで反転してかんぺーを抜き去る。相手は人数をかけて攻めていたので、カバーリングは間に合わなかった。井畑もおそらくは中へ折り返したボールだろうけど、うまい具合に柴崎貴に当たってゴールイン。これで逆転。ここだけは完全に個人技でやられちゃった。かんぺーもまだコンディションが整ってないだろうけど一対一で負けてしまった。さすがに失点は止むを得ないか。


・ヴェルディはその後もチャンスも決定機も非常に多く、熊本のチャンスらしいチャンスはそのゴールシーンだけ。右サイドを突破した俊幸が角度がきつい中でもシュートを狙うも南のセーブ、さらにコーナーキックのこぼれも俊幸シュートも外へ、逆転後すぐに晃誠との壁パスで抜け出した平が一対一も南のスーパーセーブで得点ならず。いやぁ、それにしても平はちょっと悩んでるかもしれないですね。サイドへ開いたり、裏へ飛び出したり、もらいに行ったり、守備もしたり・・・・うーん、仕事し過ぎで過労死しちゃいますよ。まぁ、河野が逆にサボっちゃう時が多いので、その負担も被ってるんでしょうけど。何でもやりたい性格もあるんでしょうけど、楽にゴールをさせられる展開に持って行ってあげたいですねぇ。


    -東京ヴェルディのメンバー-

         井上 平  

  飯尾一慶   河野広貴   高木善朗

      福井諒司  柴崎晃誠

平本一樹  かんぺー  土屋征夫  福田健介

         柴崎貴広


    -ヴェルディにおける開幕新人デビュー-
1999年:MF小林慶行(大学在学中)・・・フル出場でゴールも
2003年:MF根占真伍(ユース卒)・・・スタメン途中交代
2004年:FW森本貴幸(Jrユース卒)・・・途中出場
2007年:DF福田健介(大卒)・・・フル出場
     :FW井上 平(大卒)・・・途中出場
2009年:DF高橋祥平(ユース在籍)・・・フル出場
     :DF和田拓也(ユース卒)・・・フル出場
     :DF藤田優人(大卒)・・・フル出場
2010年:MF高木善朗(ユース在籍)・・・途中出場
     :MF福井諒司(大卒)・・・途中出場


    -開幕デビューおしかった選手達-
1995年サントリー第2節:FW布部陽功(ヒョーゴ)
1995年サントリー第3節:MF林 健太郎(駒沢大)
1997年前期第2節:DF山田卓也(駒沢大)
1999年前期第2節:DF中澤佑二(練習生から契約)



・ヴェルディでの開幕新人デビューを前は数えてましたが、そろそろ面倒になりましたね。この試合で2名が追加されました。なんと、ユースの高木善朗と福井諒司が開幕戦でデビューです。福井くんに至ってはここ数試合の練習試合での評価でしょうね。まぐも評価しました。そして、さっそく福井くんは殺人スライディングで一発目のイエローをもらってます。期待できますね。お父さんはサングラス姿がちと恐い井出達でしたが、今回も観戦してたみたいですね。アウェーで初ゴールなんて決めちゃいそうですが、さすがにTVもあるのでお父さんはいけないかな。


・んで、さっそく福井くんは一つ目を飛ばしてフィードの出来る選手だと確信しました。サイドチェンジなどのさばきで一つ飛ばしてパスしますよ。晃誠を飛ばして一気に健介へ。一樹の裏へとフィードした際も相手のDFの頭を越える見事なフィードでした。さらにオフサイドになったシーン。一樹へのフィードは福井でしたね。こんな武器がある上に上背もバッチリ。これは案外ボランチの位置を奪っちゃうかもしれんぞ。このボールは一樹が落として、飯尾が飛び込み、裏で平がボレーでゴールもオフサイド。飯尾は触って無かったけど関与してたね。飯尾の頭に当たったかと思っちゃった。あと、平ってやっぱり考え過ぎないシュートだと入りますね。選択肢はなるべく減らそう。最後は藤田が入ってきて、あっさりと逆襲を阻止して試合を終わらせちゃいました。こういうとこはベテランって凄いわ。




東京ヴェルディ 1-2 ロアッソ熊本
得点者:平本一樹松橋章太、井畑翔太郎


・勝利に貢献した選手にはMOM、まぐが独断と偏見で選ぶのがMVP(まぐろん・バリュアブル・プレイヤー)です。こっちは純粋にもう少しでMOMだったよというのもあれば、ネタを提供してくれたり面白かった選手も与えちゃいます。


MOM:GK南 雄太(一対一をことごとく制した)
MOM:FW松橋章太(常にボールの受け手になっていた)
MOM:FW井畑翔太郎(かんぺーとの一対一が全て)

MVP:MF柴崎晃誠(初選出/通算7度目)
MVP:FW井上 平(初選出/通算9度目)
MVP:DF平本一樹(初選出/通算23度目)



・熊本ではGKの南にやられましたね。先制点の一樹のシーンでは飛び出しミスをしてしまいましたが、その後に引きずらなかった。んで、その他の選手は()内の通り。んで、一樹はその先制点を評価。練習で見たアーリークロスをあげるシーンは無かったですね。何よりスペースがいっぱいあったもので。今後はスペースをくれないでしょうから、若干違うプレースタイルになると思います。このチームの根幹はやっぱり晃誠と平になりそうですね。福井くんが思ったより良かったので、菊岡を一列前で使いたいですね。そうなると、俊幸が外れちゃうのか・・・うーむ、難しい問題だ。


・いやぁ、予想よりかは面白い試合になりましたね。練習試合で行った課題はある程度修復されてる印象を受けました。まぁ、熊本は勝った割にはまんま「高木琢也」のサッカーだったもんで。ちょっと、ヴェルディはやりやすかったのかも。でも、負けちゃったのは何か相性でもあるんでしょうかね。熊本には何か苦手意識が出来ちゃった感じ。今季の見所でもある縦への早い展開、ピッチを広く使うサッカーの片鱗は少し見られました。昨年より遥かに面白くなりそうな予感がして良いですね。この試合での勝敗を分けた物は、開幕が1試合ズレた事かも知れませんね。次の試合では、きっちりと最後まで集中して戦えるでしょう。いやぁ、来週は九州か。こんなにも早く次の試合が観たいってのに、何でそんなに遠い所でやるんだか・・・。年に5回九州、2回四国、1回北海道って・・・アウェーはますます厳しくなるなぁ。