トリノオリンピック第14回/クイーン・オブ・ザ・アイス
・これを読む頃にはとっくに結果を知ってるよね・・・うんうん、そらそうさ。この時点で3位と4位に名前が入っている訳ですから、始まる前から期待していた人も多いはずですし。もしかすると、2枚もらえちゃうんじゃないの? とさえ期待しちゃいますよ。まぁ、まぐはメダルももらえるに越した事は無いんですけど、そのほかの選手にも注目してみるつもりです。
・4分間に好きな種類の技、好きな構成で競う。それらの技を技術審査員がビデオでスロー再生してまで正確さを判定する「技術点(テクニカル・エレメンツ)」と、「スケート技術」「要素のつなぎ」「演技力」「振り付け」「音楽の表現」の5項目を各10点満点で採点する「構成点(プログラム・コンポーネンツ)」の合計得点で競うシステムだそうです。4回転ジャンプなどはスロー再生でもチェックするので、ほんの何分の何回転足りないってだけで3回転扱いにもされるそうですよ。こりは厳しい。
アクセル:全てのジャンプで一番難易度が高い。前向きに踏み込んで半回転多く後ろ向きに着地するものを指す。トリプルアクセルというと3回転半跳んだ事になります。見分け方はサッカーのシュートの様に思いっきりローキックする瞬間が見極めるポイント。
ルッツ:アクセルの次ぐらいの難易度。後ろ向きに踏み込む。見分け方はバックで滑ってくる時と逆方向に回転してます。回転に逆らって跳ぶので難しいそうです。つまり、時計回りで滑ってきてジャンプは半時計周りに回転する感じ。
フリップ:ルッツと同じ動作で入るので間違えやすいが、滑ってくる時と同じ方向へ回転するのでルッツより難易度は低い。トゥを使うのでトゥループと間違えやすい。滑ってきた方と逆の足でトゥを着きジャンプします。これらの動作がややこしい方がトゥループです。
サルコウ:フリップと同じでトゥを着かない場合をサルコウと呼ぶ。見分け方は踏み込む際の「足が漢字の八の字」になるそうです。後ろ向きで踏み込んで腕と足を振り回して飛びます。安藤美姫の4回転はサルコウ。
ループ:難易度はまぁ、普通なのかな。後ろ向きに踏み込んで、後ろ向きに着地する。ルッツと違い滑ってくる方向と同じ方向に回るそうです。主にコンビネーションなどで使われる事が多いそうです。右足で踏み込んで右足で着く。
トゥループ:簡単みたいよ。↑のループでトゥを突くジャンプです。トゥをつく事で高く跳べるので難易度が低いみたいです。しかし、これは逆に4回転をとべる唯一の技。4回転でトゥループをやった後にコンビで他の技を持ってくる事が多いそうです。4回転すると難易度が跳ねあがります。
「女子フィギュアスケート-フリー-」
*採点の内訳。「技術点 + 構成点 + 1本目の規定演技点」を足した合計で競います。

ガリーナ・エフレメンコ(ウクライナ):41.70 + 42.42 + 41.25 = 125.37
・本当はかなりの実力者だったそうです。・・・いやいや、知ってましたよ。美人だから掲載してる訳じゃないですよ、まったく。でも、フリーでもトリプルフリップで転倒(片手ついた)、コンビネーションも出来ず。ヨーロッパ4位だったらしいけど、規定でもフリーでもミスだらけに終わってしまった残念。

キーラ・コルピ(フィンランド):48.84 + 43.52 + 44.84 = 137.20
・ブルースチックな曲に合わせて登場。コンビネーションジャンプで自分の足に躓いてしまうも立て直す。途中で曲が終わりそうになったところで観客が拍手・・・しかし、実はまだ終わってなかったり。その後、観客が音楽に合わせて歓声。うん、観客を味方に付けやがった。ミスは多かったのに何か持ってかれたな。

エレナ・ソコロワ(ロシア):45.38 + 50.28 + 46.69 = 142.35
・世界選手権、ロシア選手権ではスルツカヤに次いで2位になった事もある実力者。スルツカヤと比べられてしまい、本人も辛いところだろうけど実際スルツカヤにはまだまだ及ばない。同じロシア勢ではあるものの、細かいミスを連発。解説者には回転不足など手厳しいお言葉。途中まではピリピリした顔つきだったけれど、終盤は吹っ切れたのか笑顔で滑ってました。

イドラ・ヘーゲル(クロアチア):39.15 + 40.86 + 47.06 = 127.07
・規定の演技では↑の様なぐるぐるな衣装。ジャンプすると床屋さんの横にある奴みたいに登っていく様に見えたよ。でも、今日はバレーの衣装みたいな白のフリフリ。うん、オーソドックスもいいですなぁ。んで、技は一箇所コンビネーションが出来なかった。おかげで曲のフィニッシュと遅れちゃった。

安藤美姫(日本):35.69 + 50.51 - 2.0 + 56.00 = 140.20
・また長袖ですか・・・って衣装に文句を言うなって。一応、和田先生の衣装なんだから。まぁね、長袖っつったってみんな肌色のやつを着てるんですけどね、見栄えが違うんすよ。・・・っと普通なら最初にそこを見ませんよね、4回転サルコウですよ。残念ながら、失敗しちゃいました。回転数が4回転に足りませんでしたので、得点も9.5点から4.5点に減点+転倒で-1.0ですか。新採点方式ではこうなるんですよね。でも、挑戦しないとメダル入りは無かった訳で仕方なかったですね。その後、集中も切れちゃって失敗の連続でした。

エミリー・ヒューズ(USA):53.92 + 50.97 - 1.00 + 57.08 = 160.87
・イッツエンターテイメント。ヨーロッパではしなしな、ひらひらと繊細さ、芸術さ、美しさを求めるのに対して・・・アメリカはドンッ!とやって「どう?」、バンッ!とやって「どう?」、ジャンッ!とやって「どうなのよ?」とぐいぐいお客さんを惹き付ける力がありますね。フィギュアスケートを根本から変えちゃいます。実はジャンプで完全に転倒してるんですよ、安藤美姫はこれでどんどん落ち込んじゃいました。しかし、このエミリーは転んだ後は完璧、「何かあったかしら?」ってなもんですよ。いやぁ、アメリカの精神面のタフさには敵わない。転んだのに自己ベスト更新らしいぞ。

ジョアニー・ロシェット(カナダ):55.29 + 56.13 + 55.85 = 167.27
・NHKの名言誕生「立っているだけでエレガント」。立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花ってか? じゃあ、滑る姿はなんでしょかね。んで、技はというとトリプルサルコウでも結構ギリギリ。うーん、安藤美姫の4回転ってやっぱ凄い技なんですね。ちょっと、つまづいたりもしたけどミスは最小限度でした。ショートプログラムは9位も総合5位までジャンプアップ。

カロリーナ・コストナー(イタリア):43.84 + 55.89 + 53.77 = 153.50
・前回、ジャンプで転倒しちゃった。それでも、イタリアのアイドルさ。今回も壁に激突しそうになるし、つまづくし、ジャンプで手着いちゃうしでプレッシャーに負けたか。衣装は可愛らしかった。それでも、イタリアのファンは最後まで拍手で後押し。最後は大歓声でした。
サーシャ・コーエン(USA):55.22 + 62.41 - 1.00 + 66.73 = 183.36
・全米王者が4年前の雪辱を晴らすどころか、4年前の再現になってしまった。これで何人目だろうか曲目「ロミオとジュリエット」。ガラスのエースと言われ続けた勝負弱さ・・・まさか、ショートプログラムで首位にたった後で出てしまうとは・・・。一発目のコンビネーションジャンプでいきなり転倒。次のジャンプが出来なかった。そのうえ、普通のジャンプでも手をつくミス。前日までにケガで調整できなかったという話も聞いているが、やはり今までの弱点がここでも出てしまった。ソルトレイクでも金メダルを取れず、そしてトリノでも金メダルを手中に収める事は出来なかった。

荒川静香(日本):62.32 + 63.00 + 66.02 = 191.34
・耳栓をしていたのでその前の会場の雰囲気は知らなかったという荒川。メダルを気にせず外部との連絡はシャットアウト。平常心で挑んだフリーの演技。日本人にも出来るんだ、こういうロシアっぽいしなしな感(まぐってば表現悪いね)。長い手足で大きい演技を披露。3回転3回転を途中で2回転にしようとしたなど、レベルを下げることはあってもミスの無い見事な演技。稲本潤一とベッケンバウアーを思い出したくも無いのに頭の隅に出てきそうな技、「イナバウアー(得点にならない技?)」の後も3回転2回転2回転で魅せる。終了時には大歓声とスタンディングオベーション。ミス無しパーフェクト・・・今までもまぐはこの言葉を使ったけど、その言葉=金メダルなんです。

村主章枝(日本):54.23 + 59.25 + 61.75 = 175.23
・努力して天才と呼ばれた荒川、さらに努力に努力を重ねた村主。しかし、いくら努力しようともケガには勝てない。ましてや、努力の先に待っているものが腰痛から来るコンディション不良とは。痛み止めを打ちながらの演技。それでも、ミスの無い見事な演技ではあった。3回転が2回転と取られてしまうジャンプが何箇所かあったのだけが減点対象か。ただ、若干荒川とは違う何かが漂う。痛みから来るものなのかは分からないが、終始厳しい表情での演技。これのせいなのかは分からないが、プログラム点も技術点も低評価。残念ながら、何が悪いとは言えないが、金銀独占というのはさすがに無いかなとも思う。

キミー・マイスナー(USA):52.77 + 53.54 + 59.40 = 165.71
・さすがに目の前でコーエンと荒川のを見た後では萎縮してしまったか。アメリカ特有のイッツエンターテイメントは鳴りを潜めた。失敗してもどこか切なげ。前述した「失敗したけど、何か?」みたいな強気な演技は見られず。それでも、最後は気を取り直して集中。結局、何度も転びそうになりながらもギリギリで踏ん張る難しい演技でした。フィニッシュでようやっと笑顔になったけれど、隠れた表情は結構落ち込んでました。

イリーナ・スルツカヤ(ロシア):53.87 + 61.87 - 1.00 + 66.70 = 181.44
・ヒーローは最後に現れる・・・それがエンターテイメント。今まで見た五輪の中で何度も見た最後の選手が金メダル。まさに9回裏2死満塁、ロスタイム、こういう時こそ人は力を発揮するもんなんです。序盤はコンビネーションジャンプの2回目をやれなかったり、やや着氷に乱れが出てきているもののミスは無かった・・・ところが終盤に転倒。ま、まさかのスルツカヤ失敗。コーエンと共にまたしても金メダルを逃してしまった。魔物やね、五輪は魔物。金メダル以外はビリと一緒だと思っているスルツカヤ、コーエンが未だに金メダルを取れないんですよ。
金メダル=荒川静香(日本)
銀メダル=サーシャ・コーエン(USA)
銅メダル=イリーナ・スルツカヤ(ロシア)
・先に4回転の話。いきなり存在感が薄くなってしまい、五輪前の人気がなくなってしまった安藤美姫。4回転飛べってあれだけ煽っておいて酷い話だけど、4回転というのはもう無いものと考えた方がいいと思ってます。実は安藤美姫は14歳で4回転を飛びました。年々、成功率が下がっているそうです。今では10回に1回出来るかどうかというのも聞きました。せめて、50%からでしょうに。14~15歳で出来ても、年々体は成長します。体重も増えます、体つきも変わります。親父くさい表現で申し訳ないけど、安藤美姫選手はだいぶ体がムチムチしてきました。ここからニュー美姫ティを作っていかないと4年後は厳しいでしょーね、金メダルの荒川選手も丁度その時期のソルトレイクで予選落ちしています。引退も考えたそうですよ。だからこそ、言いたい。まだ、若いし4年後もあるからと協会が何もしなかった浅田真央。・・・4年後は今の安藤美姫と同じ悩みを抱えてしまうと思います。
・さてさて、話を元に戻してっと。日本が待ちに待った金メダルがやってきました。どの選手よりもコンディションが良く、体がしっかりと動いたという意味では荒川が一番良かったんですね。コーエンも村主もケガで出場してた訳ですから。それにしても、今回の冬季五輪にはこういう事態が待っていましたか。正直言って、男子のフィギュアはミス無しパーフェクトでプルシェンコが持って行きました。やはり、女子でもミス無しパーフェクトが一番メダルに近いのよさ。いやぁ・・・それにしてもめでたい!!おめでとーっ!!
・4分間に好きな種類の技、好きな構成で競う。それらの技を技術審査員がビデオでスロー再生してまで正確さを判定する「技術点(テクニカル・エレメンツ)」と、「スケート技術」「要素のつなぎ」「演技力」「振り付け」「音楽の表現」の5項目を各10点満点で採点する「構成点(プログラム・コンポーネンツ)」の合計得点で競うシステムだそうです。4回転ジャンプなどはスロー再生でもチェックするので、ほんの何分の何回転足りないってだけで3回転扱いにもされるそうですよ。こりは厳しい。
アクセル:全てのジャンプで一番難易度が高い。前向きに踏み込んで半回転多く後ろ向きに着地するものを指す。トリプルアクセルというと3回転半跳んだ事になります。見分け方はサッカーのシュートの様に思いっきりローキックする瞬間が見極めるポイント。
ルッツ:アクセルの次ぐらいの難易度。後ろ向きに踏み込む。見分け方はバックで滑ってくる時と逆方向に回転してます。回転に逆らって跳ぶので難しいそうです。つまり、時計回りで滑ってきてジャンプは半時計周りに回転する感じ。
フリップ:ルッツと同じ動作で入るので間違えやすいが、滑ってくる時と同じ方向へ回転するのでルッツより難易度は低い。トゥを使うのでトゥループと間違えやすい。滑ってきた方と逆の足でトゥを着きジャンプします。これらの動作がややこしい方がトゥループです。
サルコウ:フリップと同じでトゥを着かない場合をサルコウと呼ぶ。見分け方は踏み込む際の「足が漢字の八の字」になるそうです。後ろ向きで踏み込んで腕と足を振り回して飛びます。安藤美姫の4回転はサルコウ。
ループ:難易度はまぁ、普通なのかな。後ろ向きに踏み込んで、後ろ向きに着地する。ルッツと違い滑ってくる方向と同じ方向に回るそうです。主にコンビネーションなどで使われる事が多いそうです。右足で踏み込んで右足で着く。
トゥループ:簡単みたいよ。↑のループでトゥを突くジャンプです。トゥをつく事で高く跳べるので難易度が低いみたいです。しかし、これは逆に4回転をとべる唯一の技。4回転でトゥループをやった後にコンビで他の技を持ってくる事が多いそうです。4回転すると難易度が跳ねあがります。
「女子フィギュアスケート-フリー-」
*採点の内訳。「技術点 + 構成点 + 1本目の規定演技点」を足した合計で競います。

ガリーナ・エフレメンコ(ウクライナ):41.70 + 42.42 + 41.25 = 125.37
・本当はかなりの実力者だったそうです。・・・いやいや、知ってましたよ。美人だから掲載してる訳じゃないですよ、まったく。でも、フリーでもトリプルフリップで転倒(片手ついた)、コンビネーションも出来ず。ヨーロッパ4位だったらしいけど、規定でもフリーでもミスだらけに終わってしまった残念。

キーラ・コルピ(フィンランド):48.84 + 43.52 + 44.84 = 137.20
・ブルースチックな曲に合わせて登場。コンビネーションジャンプで自分の足に躓いてしまうも立て直す。途中で曲が終わりそうになったところで観客が拍手・・・しかし、実はまだ終わってなかったり。その後、観客が音楽に合わせて歓声。うん、観客を味方に付けやがった。ミスは多かったのに何か持ってかれたな。

エレナ・ソコロワ(ロシア):45.38 + 50.28 + 46.69 = 142.35
・世界選手権、ロシア選手権ではスルツカヤに次いで2位になった事もある実力者。スルツカヤと比べられてしまい、本人も辛いところだろうけど実際スルツカヤにはまだまだ及ばない。同じロシア勢ではあるものの、細かいミスを連発。解説者には回転不足など手厳しいお言葉。途中まではピリピリした顔つきだったけれど、終盤は吹っ切れたのか笑顔で滑ってました。

イドラ・ヘーゲル(クロアチア):39.15 + 40.86 + 47.06 = 127.07
・規定の演技では↑の様なぐるぐるな衣装。ジャンプすると床屋さんの横にある奴みたいに登っていく様に見えたよ。でも、今日はバレーの衣装みたいな白のフリフリ。うん、オーソドックスもいいですなぁ。んで、技は一箇所コンビネーションが出来なかった。おかげで曲のフィニッシュと遅れちゃった。

安藤美姫(日本):35.69 + 50.51 - 2.0 + 56.00 = 140.20
・また長袖ですか・・・って衣装に文句を言うなって。一応、和田先生の衣装なんだから。まぁね、長袖っつったってみんな肌色のやつを着てるんですけどね、見栄えが違うんすよ。・・・っと普通なら最初にそこを見ませんよね、4回転サルコウですよ。残念ながら、失敗しちゃいました。回転数が4回転に足りませんでしたので、得点も9.5点から4.5点に減点+転倒で-1.0ですか。新採点方式ではこうなるんですよね。でも、挑戦しないとメダル入りは無かった訳で仕方なかったですね。その後、集中も切れちゃって失敗の連続でした。

エミリー・ヒューズ(USA):53.92 + 50.97 - 1.00 + 57.08 = 160.87
・イッツエンターテイメント。ヨーロッパではしなしな、ひらひらと繊細さ、芸術さ、美しさを求めるのに対して・・・アメリカはドンッ!とやって「どう?」、バンッ!とやって「どう?」、ジャンッ!とやって「どうなのよ?」とぐいぐいお客さんを惹き付ける力がありますね。フィギュアスケートを根本から変えちゃいます。実はジャンプで完全に転倒してるんですよ、安藤美姫はこれでどんどん落ち込んじゃいました。しかし、このエミリーは転んだ後は完璧、「何かあったかしら?」ってなもんですよ。いやぁ、アメリカの精神面のタフさには敵わない。転んだのに自己ベスト更新らしいぞ。

ジョアニー・ロシェット(カナダ):55.29 + 56.13 + 55.85 = 167.27
・NHKの名言誕生「立っているだけでエレガント」。立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花ってか? じゃあ、滑る姿はなんでしょかね。んで、技はというとトリプルサルコウでも結構ギリギリ。うーん、安藤美姫の4回転ってやっぱ凄い技なんですね。ちょっと、つまづいたりもしたけどミスは最小限度でした。ショートプログラムは9位も総合5位までジャンプアップ。

カロリーナ・コストナー(イタリア):43.84 + 55.89 + 53.77 = 153.50
・前回、ジャンプで転倒しちゃった。それでも、イタリアのアイドルさ。今回も壁に激突しそうになるし、つまづくし、ジャンプで手着いちゃうしでプレッシャーに負けたか。衣装は可愛らしかった。それでも、イタリアのファンは最後まで拍手で後押し。最後は大歓声でした。
サーシャ・コーエン(USA):55.22 + 62.41 - 1.00 + 66.73 = 183.36
・全米王者が4年前の雪辱を晴らすどころか、4年前の再現になってしまった。これで何人目だろうか曲目「ロミオとジュリエット」。ガラスのエースと言われ続けた勝負弱さ・・・まさか、ショートプログラムで首位にたった後で出てしまうとは・・・。一発目のコンビネーションジャンプでいきなり転倒。次のジャンプが出来なかった。そのうえ、普通のジャンプでも手をつくミス。前日までにケガで調整できなかったという話も聞いているが、やはり今までの弱点がここでも出てしまった。ソルトレイクでも金メダルを取れず、そしてトリノでも金メダルを手中に収める事は出来なかった。

荒川静香(日本):62.32 + 63.00 + 66.02 = 191.34
・耳栓をしていたのでその前の会場の雰囲気は知らなかったという荒川。メダルを気にせず外部との連絡はシャットアウト。平常心で挑んだフリーの演技。日本人にも出来るんだ、こういうロシアっぽいしなしな感(まぐってば表現悪いね)。長い手足で大きい演技を披露。3回転3回転を途中で2回転にしようとしたなど、レベルを下げることはあってもミスの無い見事な演技。稲本潤一とベッケンバウアーを思い出したくも無いのに頭の隅に出てきそうな技、「イナバウアー(得点にならない技?)」の後も3回転2回転2回転で魅せる。終了時には大歓声とスタンディングオベーション。ミス無しパーフェクト・・・今までもまぐはこの言葉を使ったけど、その言葉=金メダルなんです。

村主章枝(日本):54.23 + 59.25 + 61.75 = 175.23
・努力して天才と呼ばれた荒川、さらに努力に努力を重ねた村主。しかし、いくら努力しようともケガには勝てない。ましてや、努力の先に待っているものが腰痛から来るコンディション不良とは。痛み止めを打ちながらの演技。それでも、ミスの無い見事な演技ではあった。3回転が2回転と取られてしまうジャンプが何箇所かあったのだけが減点対象か。ただ、若干荒川とは違う何かが漂う。痛みから来るものなのかは分からないが、終始厳しい表情での演技。これのせいなのかは分からないが、プログラム点も技術点も低評価。残念ながら、何が悪いとは言えないが、金銀独占というのはさすがに無いかなとも思う。

キミー・マイスナー(USA):52.77 + 53.54 + 59.40 = 165.71
・さすがに目の前でコーエンと荒川のを見た後では萎縮してしまったか。アメリカ特有のイッツエンターテイメントは鳴りを潜めた。失敗してもどこか切なげ。前述した「失敗したけど、何か?」みたいな強気な演技は見られず。それでも、最後は気を取り直して集中。結局、何度も転びそうになりながらもギリギリで踏ん張る難しい演技でした。フィニッシュでようやっと笑顔になったけれど、隠れた表情は結構落ち込んでました。

イリーナ・スルツカヤ(ロシア):53.87 + 61.87 - 1.00 + 66.70 = 181.44
・ヒーローは最後に現れる・・・それがエンターテイメント。今まで見た五輪の中で何度も見た最後の選手が金メダル。まさに9回裏2死満塁、ロスタイム、こういう時こそ人は力を発揮するもんなんです。序盤はコンビネーションジャンプの2回目をやれなかったり、やや着氷に乱れが出てきているもののミスは無かった・・・ところが終盤に転倒。ま、まさかのスルツカヤ失敗。コーエンと共にまたしても金メダルを逃してしまった。魔物やね、五輪は魔物。金メダル以外はビリと一緒だと思っているスルツカヤ、コーエンが未だに金メダルを取れないんですよ。
金メダル=荒川静香(日本)
銀メダル=サーシャ・コーエン(USA)
銅メダル=イリーナ・スルツカヤ(ロシア)
・先に4回転の話。いきなり存在感が薄くなってしまい、五輪前の人気がなくなってしまった安藤美姫。4回転飛べってあれだけ煽っておいて酷い話だけど、4回転というのはもう無いものと考えた方がいいと思ってます。実は安藤美姫は14歳で4回転を飛びました。年々、成功率が下がっているそうです。今では10回に1回出来るかどうかというのも聞きました。せめて、50%からでしょうに。14~15歳で出来ても、年々体は成長します。体重も増えます、体つきも変わります。親父くさい表現で申し訳ないけど、安藤美姫選手はだいぶ体がムチムチしてきました。ここからニュー美姫ティを作っていかないと4年後は厳しいでしょーね、金メダルの荒川選手も丁度その時期のソルトレイクで予選落ちしています。引退も考えたそうですよ。だからこそ、言いたい。まだ、若いし4年後もあるからと協会が何もしなかった浅田真央。・・・4年後は今の安藤美姫と同じ悩みを抱えてしまうと思います。
・さてさて、話を元に戻してっと。日本が待ちに待った金メダルがやってきました。どの選手よりもコンディションが良く、体がしっかりと動いたという意味では荒川が一番良かったんですね。コーエンも村主もケガで出場してた訳ですから。それにしても、今回の冬季五輪にはこういう事態が待っていましたか。正直言って、男子のフィギュアはミス無しパーフェクトでプルシェンコが持って行きました。やはり、女子でもミス無しパーフェクトが一番メダルに近いのよさ。いやぁ・・・それにしてもめでたい!!おめでとーっ!!