トリノオリンピック第10回/オリンピック特集というよりカーリング特集だね。
・スウェーデン7勝、スイス6勝・・・この時点で上位2強は決勝進出を決めた。残る2席を争って日本が奇跡を起こそうとしている。残り2試合を2勝すると5勝4敗。この時点で5勝しているのがノルウェーとカナダ。つまり、現時点でノルウェーとカナダに勝たれてしまう訳には行かないのだ。なーんて、話してるけど、「ご存知マリリン♪」とNHKのアナウンサーにまでニックネームで呼ばれている本橋麻里見たさじゃないだろな。
・カーリングとは約40m先に描かれた円(ハウス)の中に石(ストーン)を滑らせるスポーツです。1チーム4人で行われ、1人2投ずつ(1チーム1エンド8投)投げることができます。1回のエンドで交互に投げ合い、全部で10エンド行います。野球でいう10回表裏みたいなもんです。お互い投げ終わった時に、もっとも円の中心に近いところの石をファーストストーンといい、このファーストストーンを取ったチームのみ得点が加算されます。円の中に複数のストーンがあれば得点数も増えます。ちょっと、ややこしいです。
-女子カーリング予選第8節-
(黄)日本 vs イタリア(赤)

目黒萌絵、本橋麻里、

林 弓枝、小野寺 歩
バイオレッタ・ポンパニン、エレオノーラ・アルベラ

ジウリア・ラチェッデリ、ディアナ・ガスパリ
1エンド
・まだリンクの状態を見極められていないからか、石の裏へ曲げて隠すという「カムアラウンド」を何度も狙ってみるが、いまだ100%ショットは見られない。何とかイタリアに1点を取らせる形にもっていき0-1とイタリア先制。

2エンド
・小学生軍団がうるさい。「イタリア!イタリア!」って応援しまくってるし・・・うん、でも大丈夫。所詮はガキども。どうせ、試合最後までは持つまい。ここのエンドでは意外にも早い段階でイタリアのショットの精度が上がってきている。日本はまだつかめていない様子。でも、1点を取らされて1-1。
4エンド
・な、なんだこりゃ。日本の石がなんと5個。このままだと日本が5点を取るという大量得点の大チャンス。イタリアにとっての100%ショットは1点を取ること。最大のミスは5失点すること・・・究極のプレッシャーとなるラストショット・・・これをびったりと円の中心に入れてきた。ビッグエンドになりそうなチャンスだったが、まぁ1点は取られてもいっか。2-1でイタリアリード。

5エンド
・どーも、リード(1番手に投げる人)の目黒がそのまま外へ投げてしまうミスがこれで2度。やっぱ、大量得点するには1投たりともミスするにはいかんぞ。おかげで大量得点する手はずが相手に攻められるハメに。しっかりと円の中に入れてきたので、日本は1点を取らされる形になってしまった。スキップの小野寺がど真ん中に入れてきて2-2の同点。さっきの4エンドでイタリアの流れにしてしまったかなぁ。
7エンド
・6エンドではイタリアに1点取らせて後攻を取得。しかし、日本の石に囲まれているイタリアの石が非常にいやらしい・・・くっ、この石のせいでかなり無理な勝負をしなければならなくなってしまった。それにしても、絶妙。最後までせめてみると相手に1得点取られてしまい2-4・・・次は確実に大量得点だ!

8エンド
・有利な展開で試合を進める。うん、本当に大量得点も夢じゃない。終盤、得点になる石が3個も置いてある状態へ。イタリアのラストストーンでダブルテイクアウト(日本の石を2個外へ出すこと)を狙うも1個だけ外へ。これで日本石が2個。さぁ、ここで小野寺の最後のショット・・・ぬあ!!2得点しか取れなかったか。ぬぬぬぬ、まだ同点4-4。

10エンド
・9エンドはイタリアが0-0で終わって10エンドも後攻で攻めたいので無難に終わらされてしまう。これで10エンドは荒れ場に持って行くしか方法はない。スキップ同志が常にタイムアウトを取るぐらいの慎重な展開。勝つか負けるかはどっちにも分からない。そして、小野寺のショットはもうちょっと中へ入れておきたいが最低限の結果を残した。後はイタリアのショット・・・それが↓の図。円の中心にいたイタリアの石が邪魔をして終了。これで6-4と日本が逆転勝利!!ほっ・・・。

|1|2|3|4|5|6|7|8|9|0|EX| --------------------------- イタリ|1|0|0|1|0|1|1|0|0|0| 4| 日 本|0|1|0|0|1|0|0|2|0|2| 6| ---------------------------
・さっきまで解説の小林 宏さんが冷静なコメントを連発。たとえ、狙ったショットが打てなくても「Aプランは上手くいきませんでしたが、まだBプランがありますから。」と狙ったショット以外の事が起きても、次に切り替えられるショットでしたとフォローするコメントの多い方でした。しかし、今回の10エンドでのイタリアラストストーンで勝った事が分かると、松木ばりに「よーしっ!!よーしっ!!よーしっ!!」と実況をかぶせてしまう喜びぶり。うん、まぐも手に汗握っちゃった。とにかく、これで4勝4敗。次はスイスだ!!
アルペンスキー「男子大回転」
・ちょっと待った!!用語がまったく分からないぞ・・・。アルペンスキーの競技には色んな種類がある。ここでは辞書の様に1つづつじっくりと用語を解説しよう。まず、「アルペン」とは何か? これは山の斜面をターンを繰り返して滑り降りる事を指す。ま、普通のスキー場に行って遊びに行く時に滑る方法だね。
「滑降」・・・ダウンヒル。山の地形を活かしたコースを使う。高速系種目と呼ばれ、滑走スピードも最速。決められた道をただ滑り降りてくれば良い。旗門はあるのだが、道幅も広い。距離も標高も一番高いそうだ。
「スーパー大回転」・・・スーパーG。滑降と大回転の中間種目。赤と青の旗門を交互に通過する。スピードも速く、ターンも高速。滑降は決められた道でいいのだが、これは旗門の間を通過しないといけない。
「回転」・・・スラローム。アルペンスキーの中で最も旗門の間が短く、小さいターンを連続で行わないといけないコース。技術系とも言われる。旗門ではなく可等式のポールだね。
「大回転」・・・ジャイアント・スラローム。回転に比べて旗門の間が長く、幅も広い。
・吉岡大輔・・・うんうん、今回は結構酷いコンディションなのでちゃんと滑れただけでOKです。チームアルビレックス新潟に所属だそうです。スキーチームまで持ってるんですね、アルビレックスって。

・佐々木 明・・・「天才ですからね、スキーの歴史を塗り替えますよ」という発言で有名。ここまであの兄弟同様に強気発言、やんちゃ発言した選手の結果はいずれも芳しく無い。だからこそ、ここで佐々木に一発頑張ってもらいますか・・・って、TVの映像でも何が起きたのか分からない間に何故か途中でリタイア。何が起きたかは分からない。でも、これで終わりか。
-2本目-
・吉岡大輔・・・無難に終えた。うん、結構転んでる選手が多かったんだけど、さすがに2本目を成功させてる人たちなのでしっかりとフィニッシュしてましたよ。正直、タイム的にメダルを争えるものではなかったので何とも言えない。それでも、出場する事に意義があるのさ。さぁ、タイムを後15秒縮めよう。
金メダル=ベンジャミン・ライヒ(オーストリア)
銀メダル=ジョエル・シェナル(フランス)
銅メダル=ヘルマン・マイヤー(オーストリア)
・非常にタフなレースになっています・・・言い方を変えるとコンディション最悪なんです。前日に大雪が降ったせいで雪が柔らかい、だけど今まで降らなかったからアイスバーンも隠れているという状態。82人が滑って34人が転倒という最悪のレースです。それでも、やっぱりメダル選手の滑りはさすがです。レベルが違いますね。