僕が札幌ユースに勝った理由(わけ) | まぐまぐまぐろんブログ・・・略して、まぐロ

僕が札幌ユースに勝った理由(わけ)

・過去、何度となく議論されてきた戦い。フィスト・オア・ツイスト。遠くガス燈時代から米国で語り継がれる永遠のテーマ・・・・強いのは・・・「部活サッカーかクラブユースか」。今まで15年以上続いてきた戦い、タフネスに差が生じることで部活サッカーに軍配が上がっていた戦い。勢力図は一変している。広島ユースの台頭により完成させてきたユースの力。・・・今ここに2年連続決勝カードはユース対決となった。札幌ユースとヴェルディユース・・・強いのはどちらだ。



高円宮杯決勝のポイント
1.カウンター対放り込み
2.あれ?繋ぐ札幌、繋ぐヴェルディ
3.見習え!体を張る守備、先を読む守備
4.消された選手、活きた選手
5.優勝がもたらした物



1.試合前の予想では大まかには繋ぐサッカーではあるが、基本はカウンターという札幌ユース。それと福島での決勝戦、広島との準決勝で見られるヴェルディの新しいカタチ放り込みサッカー。果たしてどちらに軍配があがるのか。注目は札幌のMF藤田、FWの岡。対して、ヴェルディユースは征矢貴裕が一番の注目。フィールドの貴公子とまで呼ばれ、まぐ達はいつの頃からか「征矢様」と呼ぶほどに。今のヴェルディユースは征矢を中心にサッカーが始まる。



2.試合が始まってみるとどうだろう・・・前半は予想通りのカウンター対放り込みの様相。ヴェルディは三原からのロングボールを中心として戦う。まぁ、決勝という事もあるので決定的な機会も訪れず1-0が関の山だろうと予想。しかし、後半は両チームが積極的にチャレンジ。ヴェルディはサイドを中心に繋ぐプレーを展開、札幌ユースも中央・サイドと効率よく縦パスを通す繋ぐサッカーへ。そもそも、柴田サッカーの特徴は徹底的にリスクを省き、相手の長所を消す効率的なサッカー。その柴田毒がとうとう後半になって噛み付いた訳だ。征矢貴、小林など両サイドからの攻めで4得点。毒は全身に回った。



ヴェルディユースの布陣


     河野    オサマ


小林   奥田    弦巻   貴裕


三原   坂口    吉田   マサ


        高木



3.それにしても、この大会を通して安定したのは守備。これは非常に素晴らしい。この試合も中盤フラット4-4-2とスペースを与えないコンパクトな陣容。しかし、前半も後半も札幌の早い展開で中央を縦パスで通してくる攻めは非常に厄介。最終ラインまでボールを通してしまい、岡・藤田の突破に何度もさらされた。それにも関わらず耐え凌いだのは最終ラインである坂口・吉田らの体を張った守備、最後まで途切れない集中力、先を読んだ三原のカバーリング、マサの対人守備の強さなどがあげられる。空中戦の弱いヴェルディというイメージも完全に払拭された。これだけ、守備が堅いのは見事。トップの選手全員に見習って欲しいね。



4.柴田サッカーの特徴とも言えるのが征矢貴裕の台頭だ。豊富な運動量、サイドからの精度の高いボール、献身的な守備・・・どれをとっても征矢中心のサッカーとも言える。福島のクラブユース優勝も高円宮杯優勝もMVPは征矢貴裕と言っても過言ではない程の活躍。征矢様にとっては柴田様々と言った感じか。それに対して、持ち味を全く活かせなかったのが弦巻。消えてる時間があるぐらいに個人技を披露する場面が減ってしまった。柴田監督曰く「複数のポジションが出来る選手になれ!」という指導方針は間違っていないのだが、相手によって変えるシステム・戦術、相手の長所を消すのが第一なので弦巻の実力が存分には出せていない印象がある。もしかすると、体調不良やケガなどあるのかも知れないけどね。勝てるサッカーは満足かも知れない、犠牲も必要かも知れない・・・ただ、まぐは人々を魅了出来る、他者には真似の出来ない技術を持った弦巻が大好きなのです。ハッキリ言って間違ってる考え方です、歌って踊れるアイドルはトイレに行かないぐらいの偏見だと思って下さい。いやぁ、勿体無いよ。



5.優勝がもたらしたもの。それはメンタル。1点を取られても動じない何か、選手全員が下を向かない何か、1つの事に集中して信じた何か、そして結果を勝ち取れる何か・・・これらの雰囲気は凄いものがありますね。トップのヴェルディだと1失点だけでスタジアム全体が何か落ち込んだ様な感じになってます。しかし、ユースは違いますね。福島での優勝は彼らにこれだけの特別な力を与えてくれました。前に見たユースより一段と逞しくなった様な気がします。優勝争い、優勝ってのはいいもんですね。世間一般の常識では天皇杯以外の優勝は何かを与えてくれるそうです。この試合ではメニーナの娘っ子達、ユースを卒業した先輩方もたくさん来ていました。ヴェルディのジュニア、ジュニアユースにも大きな刺激になると思います。ヴェルディユースの選手達、本当に優勝おめでとう。







・いやいや、ユースが優勝ですよ。それも1年に2度も。そもそも、ユースに飯尾が居ることから詠さんと見始めた。相馬は知ってたけど、平本なんて左サイドの選手知りませんでしたよ。FWになってから凄ぇと思ったんですから。雪の日にユースを見た事もあったなぁ、延長Vゴールで三菱養和に負けた時は悔しかったな・・・1日中、桜井様と「コーナーの時は選手替えたらいかんよ」とずっと言い合ってました。ユース独特のファンタジスタの育成、かと思えばヴェルディらしからぬ選手の育成、これら全てに一喜一憂したもんだ。これだけでも満足していたのに、まさかの優勝ですからね。おっとと、涙がちょちょぎれるってもんだ。



・なんだか、娘・・・嫁に出した気分だなぁ。(マルサの女、大滝秀治風)