ゲーセン大好きまぐの対戦格闘講座 -その4:ワールドヒーローズ-

今度はワールドヒーローズです。ストⅡ、餓狼伝説に続けとばかりに対戦格闘のブームにあやかろうと「パクリ」ゲームが増えていきます。その中でも異例の速さでゲームをパクることに成功したのがワールドヒーローズ。後にストⅡを作ったカプコンに訴えられてしまうという事件も巻き起こしたワールドヒーローズを特集します。
内容に至っては、とあるタイムマシンを作ることに成功した博士が「歴史上、一番強い奴を探している。」とだけあるのだが、最後には「未来にある生物が現れて、地球は滅亡してしまう。倒してくれ。」というストーリー。ドラゴンボールの人造人間シリーズのセルあたりともかぶってるだろうか。当時、内容はどうでもよく対戦格闘だということで一応ヒット作品とも言える。その大きな要素がコレ。「デスマッチ」というステージ。リング上でロープが燃えていたり、電気が走っていたり、地雷があったり、地面が滑る様になってたり・・・画面の一番端に行けば燃えてしまうのでガードばっかりしてる「待ち」タイプを作らせない事に成功した。・・・が、相手を固めてガードばっかさせておいて画面端に追いやる「ハメ」が確立されて以来、このゲームは消えた。
そうそう、このゲームを紹介すると言えば「カプコンに訴えられた」であろう。何が訴えられたかというと・・・そっくりそのままなのだ。まずはキャラクター別に見ていこう。
ハンゾー&フウマ:必殺技が同じ。烈風拳=波動拳、炎龍破=昇竜拳、忍法風林火山=竜巻旋風脚(*漢字は違うかも)やばいって。普通にパクリじゃん。ハンゾーのエンディングなんか「強い奴に会いに行く」ってまんまじゃん。
ジンギスカーン:猛虎覇極道っていう突進技があるが・・・北斗の拳のパクリじゃん。こういう技を使う奴が北斗の拳Ⅱに出てきますよ。格好も同じだし。
ブロッケン:ダルシムじゃん。一応、サイボーグなので手を伸ばしてます。
マッスルパワー:おいおい、ハルク・ホーガンまだ生きてるよ。
そして、何よりも凄いのが「ボタンの押している時間によって強弱」を分けるという制度。ストⅠのボタンを押す強さで強弱分かれているのと似てないか? などパクリにパクったこの作品。それでも、裁判では負けなかったという凄いゲームとして記憶に残る事となった。ってか、このゲームのヒットに続けとばかりにワールドヒーローズ2など継続的に続編を出す対戦格闘ゲームとして名を馳せた。
それでも、ストⅡとは違う部分でもある「ジャンヌ」「ドラゴン」の登場でそこそこの人気を誇った。ちなみに対戦格闘で初めて武器を使ったのもこのゲームが最初だろうね。まぐお気に入りのジャンヌなんか剣持ってるし。しかも、かなり強くてジャンプ大キックから小パンチ連打→フラッシュソードでほぼ即死だし。ここらへんで即死コンボの出現が目立ち、ゲーセンによっては禁止技とまで言われた。場所によっては罰金を課すところも。
それでも、まだまだ世の中ストⅡ中心。ここまで対抗馬が出てはくるのだが、ゲーセンの中では1ヶ月、半年、1年経ってもまだまだストⅡの人気は衰えなかった。いや、むしろ増えていく勢い。対戦格闘伝説に衰えは無い!!・・・まだまだ伝説は始まったばかりなのだよ。