2005年全英オープンテニス「ウィンブルドン」FINAL
・ガンバ大阪万博遠征バスツアーのせいで決勝を生で見る事は出来ませんでした。録画放送で見たのですが、ネタバレというか何というかネットのカテゴリニュースで結果を知ってしまいました。あれって厄介ですね。WWEの結果も知りたくないのに知っちゃうし。ネットって便利なようで不便ですよ。情報過多で胃がもたれちゃいます。
(USA)リンゼイ・ダベンポート vs ヴィーナス・ウィリアムス(USA)
・そういえば、全豪でもセレナ・ウィリアムスと戦い敗れたダベンポート。ここは是非、姉で借りを返したいところだ。対するヴィーナスは全英でしか優勝したことがない。裏返せば、全英は取れると自信があるだろう。ところが、ヴィーナスがダブルフォルト2回で自滅しブレイクされてしまう。ダベンポートのリターンエースの深さも秀逸。ここがターニングポイントだったか、意外にあっさりとダベンポートが第1セットを6-4で先取。
・お互いサービスゲームを取り合って2-2。その後、ヴィーナスのサーブでデュース3回と粘りに粘ってヴィーナスがキープ。ヴィーナスの強烈なサーブを、これまた強烈にリターンエースで返すダベンポートという構図。ところが流れが変わる出来事が起きる。
・無理な体勢で適当に返したボールが外から巻いて入る際に、ネットに当たってポトンとインコートへ。これだけでもラッキーだが、今度は第三者も介入する。ヴィーナスのサーブが明らかな外なのにも関わらず、審判は認めずにヴィーナスの得点へ。お客さん全員が不満の声を上げているが、抗議も実らず。ラブゲームでヴィーナスが制す。
・ところが、今度はダベンポートの見事な精神力。その後の集中が難しいダベンポートのサーブ。ここで平常心を取り戻して自分のサーブをキープ。その上、ヴィーナスのサーブをあっさりとブレイクする強さ。さぁ、優勝へ最後のサーブ。
・ところがところが、さすがに決勝戦。ヴィーナスもただでは転ばない。一気にネットへ飛び出すなど攻撃的な姿勢を取り戻す。ついでにシャラポワ以上の叫び声も取り戻す。おまけに必殺のガニ股ショット(真似するとケガしそう)なども取り戻す。精神力の強さではヴィーナスも負けてない。お互いミニブレークし合ったタイブレークは4-7でヴィーナス。
・第3セット。ともに取り合って2-2。その後、ダベンポートがブレークするも、ヴィーナスがブレークバック。ダベンポートが勝てそうな試合展開にも見えるのに、これでもかと食らいついてくるヴィーナス。途中でダベンポートが腰の治療で一旦下がる。解説の伊達公子さんの話だと、前よりも走れなくなってるとのこと。それでも流れはダベンポート、チャンピオンポイントまで迫ったのだが、ヴィーナスに凌がれてしまう。
・タイブレークが無いので延々と続く。勝負所と腰の痛いのを我慢して賭けたダベンポートだったが、25回のラリーの末に落としてしまう。ここで精神的にも体力的にも尽きてしまったのか、7-7に来てヴィーナスにブレイクされてしまう。さすがのダベンポートも返す気力は残っていなかったか・・・7-9でヴィーナスの優勝!!

リンゼイ・ダベンポート 1(6-4/6-7/7-9)2 ヴィーナス・ウィリアムス
・それにしても、ヴィーナスは最後まで諦めませんね。何度も何度も負けそうな展開へ追い込まれてるのにも関わらず、最後まで食らいついた。そして、最後は王者へ輝く。対してダベンポートも追いつかれても、強い精神力で何度も突き放そうとする。結果、負けてはしまったが両者ともに素晴らしい試合だった。この試合に立ち会えた観客は心底、幸せな気分に、優越感に浸れるだろう。
・・・ヴェルディの選手達にも是非、この気持ちを取り戻して欲しい。勝ち負け以上の何かを魅せて欲しい。