全豪オープンテニス-その7:準々決勝- | まぐまぐまぐろんブログ・・・略して、まぐロ

全豪オープンテニス-その7:準々決勝-


・今回は同門対決。ロシアvsロシアの1戦です。すでに準々決勝ですので、ここらへんから一方的な展開で勝てるとは限りません。いよいよ、本当にテニスらしくなってきますよ。シャラポワちゃんはどこまで勝ちあがれるのでしょーか。WOWOWも放送時間を1時間拡大してお送りします。


(ロシア)スベトラーナ・クズネツォワ vs マリア・シャラポワ(ロシア)

-第1セット-
・ロシアってーと、シャラポワのように手足の長いイメージですらっと美人系。というのを想像しがちですが、相手のクズネツォワは違いますね。体格がかなりがっしりとした人です。腰から足にかけて筋肉の塊という感じ。どっしりと力強い感じでロシアっぽく見えません。どうやら、クズネツォワにフォアハンドのボールを返しちゃうと重いボールが返ってくるので力負けしちゃってます。最初っからデュースの連続もシャラポワがキープ。出足の悪いシャラポワにしては上々。相手のサーブでは取られて1-1になるも、すぐにラブゲームで1-2と返す。なかなか、最後まで粘り強い者同士なのでラリーの続く試合だったんですが・・・編集されて5-4。うーん、一気に飛ばすなぁ。んで、クズネツォワが第1セットをキープ・・・内容わからんぞ。

-第2セット-
・2-3からスタート。クズネツォワのサーブだったのだが、見事なリターンで勢いにのって2-4。そうそう、豪州は暑いみたいです。ほんのちょっとの時間があれば、すぐに日陰に入ってしまう。それだけ暑いんでしょーね。シャラポワなんて肩出してるユニフォームなのでじりじりきてるでしょーね。それにしても、ここからミスの連続。クズネツォワがフリーでもネットにぶち当てたりと一気に急下降。なんとなく、ラッキーな感じで2-6で取り返しました。

-第3セット-
・序盤は悪いシャラポワ。ここに来ていきなり調子を取り戻してきて、一気に連取。1-4とシャラポワが大きくリード。打つ時の声も「ファオ!!」って声がどんどん大きくなってきた。うんうん、まだ元気がある内は大丈夫だ。ところが両者ともに気合を入れて叫び合い。集中力が切れた時には当然のようにやるのだが、どっちも辛そう。天候もかなり関係してるだろうね。3セットもやらされて時間もかかってるし。ちょっと可愛かったのが、ブレイクポイントでクズネツォワの返しがネットに引っかかりシャラポワ側にぽとんと落ちた。そこに全力で走って行って間に合わないぎりぎりの所を返した上に強烈なボールでブレイク1-5とした瞬間だった。余りにも嬉しかったのか、「きゃーーーーっ!!」・・・あ、やっぱまだ17歳の女の子だわ。その後も自分のショットがうまく行かないとぶつぶつ言うわ、脹れっ面になるわで表情豊か。最後のマッチポイントでは散々左右にフラれて、ネットプレーもされてるので返しても返しても振り回される・・・しかし、食らいついて最後は逆サイドへ見事な返し。これで勝利するとラケットを放り出して、「きゃーーーーーーーーっ!!」と万歳。手足の長さと忍耐の勝利でベスト4進出です。

スベトラーナ・クズネツォワ 1(6-4/2-6/2-6)2 マリア・シャラポワ


(USA)セレナ・ウィリアムズ vs アメリー・モウレスモ(フランス)

・全身筋肉姉妹のセレナと豪腕モウレスモのパワー対決。なんだけど、実は相性はかなり悪いらしい。8勝1敗でセレナの圧勝。意外とこういう相性ってそのまま行ったりするんだよね。姉妹揃って敗退したくないだけに、モウレスモがどこまで踏ん張れるかが見所。ところが蓋を開けてみると、お互いがパワーだけでなくネット際に落ちるボールや、ネットプレーで細かい技の見せ合いも披露。なかなかに見応え充分。むむむ、パワーのモウレスモが全身筋肉のセレナの前に遊ばれてる感じ。パワーよりもテクニックで対抗されてしまいあっさりと5-1。そのまま、テクニックも存分に出したセレナが6-2で第1セットをキープ。それにしても豪腕モウレスモのパワーが効かない・・・。
その後も第2セットを6-2で敗れたモウレスモ・・・完敗です。

*試合終了後にケガしてたことが判明。無理矢理の強行出場だったみたい。


セレナ・ウィリアムズ 2(6-2/6-2)0 アメリー・モウレスモ