朝刊より株式相場の材料になりそうな記事をピックアップ

■日経新聞

・AGC、セントラル硝子と2020年12月末までに国内建築用ガラス事業を統合する。事業形態の具体策は今後、詰める。輸入品などとの競争が激化するなか、統合で採算改善を目指す。

・太陽誘電、MLCCの技術を活用し、全固体電池を開発。2021年度にも量産化。スマートウオッチなど小型製品での採用を目指す。新たな収益源に育てる。

・加賀電子、エクセルと2020年4月に経営統合。旧村上ファンド関係者が運営するファンドのグループから1億円で完全子会社化する予定。商社ビジネスの規模拡大を目指す。

・ディスコ、生産性が50%高い半導体の加工装置を開発。半導体の小型化や高性能化につながり、スマホやデータセンター向けなど需要の増加に対応する。

・LINE、9日に銀行口座への振り込みサービスを始めた。ネット銀行のシステムを使い、手数料を大手銀行同士の送金より約2割安くした。口座番号が分からない相手にもLINEのスマホアプリから振り込みが可能。スマホ決済の資金の還元策に代わり、新サービスの創出に移行する。

・MTG、19年9月期の最終損益は262億円の赤字(前期は40億円の黒字)。主力商品の美容ローラーが国内外で落ち込んだ。中国人客向けの販売減に加え、日韓関係の緊張を受けて日系ブランドの買い控えが広がった。続く20年9月期は20億円の赤字を計画。販管費の削減で下期から営業黒字を見込む。