朝刊より株式相場の材料になりそうな記事をピックアップ


■日経新聞

・AGC、タイの工場を増強。約1000億円を投資し、塩ビ樹脂の生産能力を3倍に、カセイソーダを1.6倍に引き上げる。中国政府が推し進める環境規制により、多くの化学工場が操業停止や生産縮小に追い込まれており、中国産が大量流入する可能性が低いとみて、投資に踏み切る。


・横河電機、21年3月期までの3年間の配当額を過去3年間に比べて+約4割の計300億円程度にする。中東などの顧客企業の設備投資意欲が回復基調にあり、収益力の改善で原資を配当に回す。


・ジャパンマテリアル、19年3月期の最終利益を従来予想の43億円→52億円に上方修正。主要顧客である東芝メモリの四日市工場の増設に伴い、配管の設計と施工の受注が増加する。


・クスリのアオキHD、19年5月期1Q(6-8月期)の営業利益は前年同期比+8%の35億円。ドラッグストアの積極出店が奏功。既存店では制汗剤や飲料の販売が拡大。


■日経産業新聞

・ドリコム、楽天と資本業務提携を解消。楽天は保有するドリコムの全株式を、ドリコムとスマホゲームなどで協業しているバンダイナムコHDに売却。新しいゲームやサービスの開発を進める。