無敵の思考 ――誰でもトクする人になれるコスパ最強のルール21 | 誇りを失った豚は、喰われるしかない。

誇りを失った豚は、喰われるしかない。

イエスはこれを聞いて言われた。
「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。」
(マルコによる福音書2章17節)

本書は2ちゃんねる、ニコニコ動画、英語圏最大の

 

匿名掲示板4chanを創設した「ひろゆき」こと

 

西村博之氏の実践する

 

「コスパいい考え方」

 

を紹介した自身初のビジネス書です。

 

無人の道を歩んだからこその内容。

 

 

 

 

本書は2ちゃんねる、ニコニコ動画、英語圏最大の

 

匿名掲示板4chanを創設した「ひろゆき」こと

 

西村博之氏の実践する

 

「コスパいい考え方」

 

を紹介した自身初のビジネス書です。

ITのビジネスをメインにしながら、テレビやネット番組

 

などでゲストスピーカーやコメンテーターとしても

 

活躍されているので、そちらでひろゆきさんのことを

 

知った方も多いかと思われますが、僕はかねてより

 

ひろゆきさんの言動やほかの著作を読んでいて


「この人結構シニカルにものを見たり考えたりしてるなぁ。」


といぶかしんでいたのですが、その「根っこ」に

 

あるものが本書の中でまとめられていて、僕はそれを

 

読んでいて、


「あー。この人は独自のロジックで合理的に動いている

 

からこその言動だったんだなぁ。」


と認識を少し改めました。

本書に曰く、


『世の中には、お金があれば幸せになれると

 

思っている人がいます。お金だけじゃなく、

 

「能力があれば」「頑張り続けたら」「ポジティブ思考だったら」

 

と、いろいろな思い込みを持って自分が今、不幸で

 

あることを悲観する人がいます。

でも、これはかなりの部分が幻想であって、思考停止に

 

近いと僕は思っていますそして、「考え方」さえ

 

変われば解決できる話だったりします。』

『はじめに―「考え方」で「考え方」で人は、

 

〝幸せ=無敵〟になれる』2頁。

おそらく、「組織人」として本書のことを考え、あるいは

 

実践しようとすると相当の当たり障りがありそうな

 

気がしないでもないのですが、ある程度の距離を保ち、

 

「組織の論理」にからめとられないためには、


「あ、こういう考え方もあるんだな。」


という視点で本書を読みました。

その中でも自分が共感できたのは金銭感覚に

 

関するところで、


『「だいたい月に5万円あれば暮らせる」ということが

 

自分の中で明確にわかったわけです。』(143頁)


の言葉で、僕自身も大学時代から金銭感覚が現在も

 

変わらず


「あー。だいたい1カ月5万円あれば生きられるなー。」


とも思っている人間であり、同じことは同じITの世界に

 

生きる家入一真氏も『我が逃走』(平凡社)でおっしゃって

 

いたことを思い出しました。

流されて生きるのではなく、考えて生きようとする人には

 

ぜひ読んでいただきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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