牙を研げ 会社を生き抜くための教養 (講談社現代新書) | 誇りを失った豚は、喰われるしかない。

誇りを失った豚は、喰われるしかない。

イエスはこれを聞いて言われた。
「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。」
(マルコによる福音書2章17節)

本書は「知の巨人」の異名を持つ作家で

 

元外務省主任分析官の佐藤優氏が

 

ビジネスパーソン向けに送る、講義録を

 

書籍化したものです。

 

外務省仕込みの組織論から専門分野の

 

宗教学の基本まで、盛りだくさんです。

 

 

 

 

 

久しぶりに佐藤優氏の本を読みました。

本書は佐藤優氏が東京の大手町にて開かれた

 

『社会人のための使える教養』

 

 

『ビジネスパーソンのための新書読書術』

 

(あわせて10回)の講義の内容に大幅な

 

加筆修正を

 

加えて刊行したものです。

佐藤氏が今まで刊行した膨大な書籍のうち、

 

メインとなっているものは哲学、神学、マルクス経済学、

 

歴史学…。といった「間接的に」役に立つもの

 

ばかりだったそうですが、本書ではその趣向を

 

変えて


「今回は、『直接に』役立つ本を作ってみようと思った」


との事です。

僕自身も佐藤氏の講義についてはYoutubeで

 

新党大地が定期的におこなっている

 

『東京大地塾』などの動画を全て拝見させて

 

頂いており、そのスリリングな内容は一度ナマで

 

聞いてみたいなと思う一方、それがかなわない

 

という忸怩たる日々を送っておりますので、

 

本書を読んだことがその「代理体験」なのかなと、

 

自分で自分を納得させております。

僕は本書のメインターゲット層である

 

「ビジネスパーソン」ではありませんが、「組織人」の

 

持つ内在的論理や行動原理を推し量り、彼らと

 

対峙するために役に立ちそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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