ご無沙汰してます。
研修生の浅野です。
今日はどうして今現在、私がここ「まごころ自然整体研究所」で研修生をしているかについて書いていきたいと思います。
私は過去、マッサージ+ストレッチの整体を行っており、個人の整体店や接骨院、さらにタイ式手もみの店舗でアルバイトしていました。
自分自身、以前は鞭打ちとヘルニアで苦しんでました・・。整体で助けていただいたのが縁で、マッサージ+ボキボキ系の整体を学び始めました・・・。
**現在、鞭打ちは解消してます。マッサージ+ボキボキ系ではある態度良くなりましたが、それでも時折症状が出ました。後述の無痛療法で学んだ自己療法で完治しました。ヘルニアに対しては完治してないですが、自己療法も出来るので、怪しくなったら対処し、痛みで苦しむことはありません。
ところが・・揉んで、たたいて、ボキボキする整体では根本的に身体の弱い方への対応が出来ないのです・・・。思った程の効果がでなかったり、身体に大きな負担をかけることもしばしばありました。また、揉むとそれが癖になり、さらに強い刺激を求めるようになり悪循環に陥るのを目の当たりにして疑念が生じました。
また、実際に店に立って、不調者さんに改善の程度を確認するため痛みが残っていないか聞くと研修先の個人店から「なぜ結果を聞くのか、不調者さんが、それまで気持ちよく感じていてうまく行っていたのに・・・改善を確認するなんて変に感じるじゃないか。一生懸命やってありがとうございますといって笑顔で送り出すことがポイントだよ!余計なことは言っては駄目。」と怒られました。
これはリラクゼーション効果のみを求める方への対応であり、困っていて治したいと感じている方への対応とは明らかに異なります。
このギャップに大いに悩みました・・・効果が高くて、身体に極力負担をかけない整体を求め、独学で有名な療法の本を片手に試しました。・・・ネットで必死で探しました。そしてお眼鏡にかなう整体が見つかりました・・それがとある無痛整体でした・・。
早速、連絡を入れて体験会に参加してみたのですが、最初に受けたときはあまりにもソフトでさすって揺らすだけで本当に効くのか不安に感じました・・・ところが施術が終わると、これまで受けたどの整体よりも明らかに身体が軽いのです。まるで狐につままれたような感じでした。体験後には迷わず、この流派の療法を学び始めました・・。
最初は肉親に試してみましたが、首痛、腰痛、肩こり、肩痛、生理痛、指の痺れなどに効果が得られました・・。
その後、経験を積むため、無料体験会なども何度か行いました。また、接骨院で施術していた時期もありましたが、従来の整体よりも高い効果が出ています・・。しっかりと施術後の状態を確認するようにもなりました。
この時に学ばせて頂いたのがここ「まごころ自然整体研究所」(当時と一部名称は変更されています)でした。
過去の研修時から気がついてはいたのですが、なぜかしらここに見えられる患者は難しい方が非常に多いのです。同門の方から難しい症状の方を紹介されることもあったようです。
内心、ある程度までの効果は出せるようにはなってはいても、ここの患者さんは手に負えないだろうと思っていました。
「ここに見えられる患者さんを診られるようになるまでは本当の意味での一人前ではないな」・・・治療家としての誇りを持ちたい方はこうした思いをお持ちのことと思います。自分もまた、その一人です。
今でも当時の研修中に見た施術光景を忘れることが出来ません。中にはとんでもなく難しい症状の不調者さんもおられるのですが、痛みを確認しながら、症状が軽減するように一つ一つ原因を丹念に調べ施術を必死に行っていたのです。
当時の技術よりも今の技術の方が比べ物にならないくらいに進んでいるだけに、なおさらそのときの光景が刻み込まれているのかもしれません。
とは言え、過去の研修時は、ここも全国展開する整体スクールの地方支部のひとつに過ぎず、一年強ほど通い、形通りに当時の療法の型を一通り学んで、とりあえずは、卒業となりました。
このブログをお読みの方は納得いただけるかとは思うのですが、治療系であり、尚且つ本当の意味での実力志向の治療所というのはとても限られています。本物ならばこそ、脳に汗して、症状に対応するため、進化し続けているのです。
私の場合、施術に携わる場合、務めるという形になりましたが、努力が足りなかったのかもしれませんが、自分自身の経験では、そうした治療所とめぐり合う機会は得られませんでした。
また、効果があり、特殊な療法というのは強く揉むことが癖になって刺激のみを求める方、また、他の施術者に嫌われることが多く、周囲と軋轢が生じることもあります。
そうした中で、目の前の方に対してどうするか、型を超えた範囲の症状に対して、自分なりの考えで技を作ることもありました。
でも・・・次第に、周りの状態をみるにつけて、なんとなく甘えが生じて、流されていった感が高くなっていました。
・・・しかし、
療法の形ばかりでなく、もっと痛みに対応できる本物の治療家になりたい・・治療家としての本物の誇りを持ちたい・・・心の奥底では常にその意識は消えることがありませんでした。
本物の治療家になりたい!!ひとつの技をどうにか生み出すにしても力が足りない。本物に通じるだけの本質的なものが欠けている・・それを補うことは出来ないか?自問自答が続きました。
そして自分自身、疲れから久しぶりに患者としてここを訪れた時に、新たに学びなおす機会を得ることが出来たのです。
今、使われている技は当時と別物になっています。技は全く違うながらも、その無痛整体の要素をベースとし、長年の施術を通して得られた身体の情報に沿う形で、新たな整体が生み出された、いえ、常に生み出されています。講師の方の表情も幾分なごやかにはなってはいますが・・・志は当時と変わるものではありません。
ここ「まごころ自然整体研究所」では、形ではなく、身体の本質に基づいた「ここにしかない整体」が常に探求され、進化し続けています。
治療家としての「技術、誇り、志」を持ちたい方と共に歩めたら、そんな思いでこの研修日記をつづっています。
まごころ自然整体研究所はこうした思いに応えることができる数少ない整体院・整体スクールの一つです。
興味をお持ちの方には施術の見学の機会も設けられています。お問い合わせください。
「まごころ自然整体」で検索できます。是非ご覧ください。
対応可能な症状、症例についてご確認出来ます。
http://magokoroshizen.com/