<症状>
40代女性。中学生の頃から漏斗胸で胸に少し凹みがある。それから口を開けると右顎から音がして、顎先が左に流れる。鼻の右側の通りが悪い。首凝り肩凝りがある。
<検査>
患者さんの体を検査したところ、背骨がかなり捻じれていて右肋骨が左肋骨に比べ、かなり下がっていました。肋骨前面の胸は少し凹んでいました。肋間の筋肉は硬直に近い状態でした。
それから頭蓋骨がかなり歪んで周りの筋肉はかなり緊張していました。首肩の筋肉は酷く凝っていました。
<施術結果>
漏斗胸の方は体全体の筋肉がかなり緊張しているのが特徴でもあります。漏斗胸の方を沢山施術していると、よく分かります。
漏斗胸を良くするには背骨の捻じれをしっかり取ることが一番重要です。この方は、背骨の捻じれをしっかり取ったところ胸の凹みが少し出てきました。
この方は体全体の筋肉が物凄く緊張していました。緊張が広範囲でしたので取るのに大変でした。施術後、筋肉の緊張は半分位取れました。
顎の音、鼻のつまりはその場で良くなりました。鼻のつまり、顎の音は漏斗胸と関係があると考えます。もう少し通院してください。漏斗胸はドンドン良くなっていきます。