今日もCM録り。

画面の橋本環奈さんと共演。

なんのCMかは

いつも通り秘密。


橋本環奈さんと言えば、

フルートが吹ける。


ちなみに橋本さんと仲の良い浜辺美波さんも

吹奏楽部出身だそうな。


今は吹いてないと思いますが、

続けて楽しんでらっしゃったら嬉しいなぁ。


いつもながら穿った見方をしてしまいますが、こういう容姿端麗な方って、『美しい人が吹くんだから美しい音を出して欲しい』という周りからのプレッシャーで楽器をシンプルに楽しめないのでは、と思ったりしてしまいます。余計なお世話ですが(笑)。


音楽の素晴らしさは目からの情報を一切遮断しても色々な物を見せてくれる所にありますが、逆にルッキズムにおもっくそ囚われているのもこの業界。取り分けフルート奏者は『美人フルート奏者』の通り名を持つ方が多い事からも分かる様に、"フルート奏者は容姿端麗であって欲しい"という何かしらの重圧を感じます。


《美人チューバ奏者》《美人ファゴット奏者》

《美人クラリネット奏者》《美人パーカッショニスト》

聞いた事ないですもんね。


勿論配役上の問題だと思うのですが、

ヒロインやお姫様はスタイルが良くて色白で明るくて、というステレオタイプに未だ抗えずのまま、

フルート=お姫様という配役を与えられている気がします。


フルートは悪役も宇宙人も怪獣もいける事が認知されれば、もっと気軽に色々な人が自由にフルートを楽しめるような気がしますが、やっぱりフルートをやる方も聴く方もステレオタイプのお姫様を求めている方が多いので、シュレックや、黒人ティンカーベルの需要状況に同じくイメージ払拭の道は中々容易ではないのです。


フルートは体力必要だから身体はある程度しっかりしてないといけないんですけれど、ゴールウェイやランパルみたいな体型の女性が世に出てこれてない所に非常につまらなさを感じますね。


エミリーバイノンやグラフェナウアーみたいに胴回りしっかりしてた方が音に凄みが出るんでしょうし、脱力すれば自重で楽器を鳴らす事も出来るし、アスリート的に考えると豊かな音のためには豊かな身体が必要だなと、

そんな事を考えました。