演奏依頼があったのでディティーユのソナチネの楽譜を引っ張り出す。確かこれ彼が20代の時に書いた曲だったと思うんですけど、改めて見たらセンス良すぎて引きました。

物凄い霊感を帯びた60歳の時の作品『夜はかくの如し』や『メタボール』などを聴くと凄すぎてもう分析なんてする気が起きないですが、

ソナチネくらいになると僕程度の作曲齧り虫でも少しは分かるので、だからこそ逆に実力の差ををガッツリ見せつけられて虚脱感を感じます。

そして多分この曲『パパッと書いてみたんだけど分かりやすかったからか結構売れるんだよねー』系のヤツ。


天才と秀才が合体した人はホント手がつけられないですよ。有り難く吹かせていただきます。


ちなみにディティーユはディティユーとも記載されますが、こういうのホント難しいですよね。シリンクスとシランクスもそうですけど。


ブログでも分かりますが、神田くんはテンポの事を頑なに『テムポ』って言いますしね。

東京音大のレッスン室からは

「テムポをハッキリ!クッキリと!もっと立たせて!

テムポを守って!テムポ大事!インテムポ!イン、テムポ‼︎」

って叫び声が聞こえてくるそうですよ。


ま、伝われば何でもいいですけどね。