熊本公演ではマグナムと低音フルートアンサンブルとの共演コーナーがありました。
低音フルートアンサンブルと言えばそう、愛でる団長ことワタクシ多久潤一朗でしょう。
皆様にその真髄をお伝えいたしましょう。
皆さん、音楽とは魂の解放なのです。
フルートを手にした時から皆さんは魂の解放者、そう、恐山のイタコのようなものなのです。
上手くなりたい人は歴代の名手の魂を自身の肉体に憑依させるといいでしょう!さぁみんな一緒に!
ランパール‼︎ニコレー‼︎モイーズ‼︎
…。
〜♪
何でこんなに大きい音が出せるんでしょう。
自分の音がうるさくないのかな、なーんて。
神田くんソロのチャールダッシュ。
アルトでこんな豊かな響きが出せるとは。
きっと控室でワタシが彼に施した特別レッスンの成果が出たのでしょう。
「多久先生、これはなんですか?」
これは鼻笛です。これを鳴らす事でフルートの響きが2万倍よくなります。やってごらんなさい。
「やり方がわかりません」
息が漏れないように、鼻と口を完全に密閉し、
そのまま高圧力で吹き込むのです。
せぇーの!!!
『ブシュ!パン‼︎(鼓膜が破れる音)』
……。
〜♪
何でこんなに大きい音が出せるんでしょう。
自分の音がうるさくないのかな、なーんて。
つづく