昨日は三響のレッスン中に工房に大学の同級生の上野由恵ちゃんが来てくれました。

武生音楽祭という現代音楽のイベントで三響のアルトとバスフルートを演奏するんですって。

 

現代音楽と言えば

よしえちゃんは良くこの曲を演奏している。

 

藝大の課題曲だったこの曲『エチュード5番:尹 伊桑』

 

僕も近所迷惑顧みず(実際とても気を遣いながら)さらいまくったもんです。

 

沢山の息量を必要とするため、循環呼吸が必須。

 

受験当時は真顔循環呼吸も出来ないのに藝大なんか受からない』と先生に脅され、

何とか習得し、合格していざ入ってみたら本当に皆、循環呼吸で演奏していた

という想い出があります。

 

そんな事もありまして、当時は学生たちは皆 循環呼吸を使いこなし、たまに出来ない人がいると

びっくりえっ?藝大なのに循環出来ないの!?』

と驚かれるくらい常識的な技術となったのですが、今はどうなんでしょうね。

 

 

誰でも必ずできる本が出版されているから、みんな普通に出来ているのでしょう。

 

真面目にやっている時と ふざけている時の違いが今だに分からない斎藤先輩

 

ちなみに僕は中学生の時にカセットテープでこの曲を聴き、最後の音の伸ばしを聴いて

「プロは息がめちゃめちゃ長く持つ」と驚愕し、ブレストレーニングをメタクソ頑張った記憶があります。

 

そろそろ循環呼吸も次のステージに進まなければなりませんね。

 

吐いても吸っても音が出る『ハーモニカ呼吸』とか