音譜こういう音は出したくない、のレヴェルを越えると、どういう音を出したいのかという所で悩むのですが、

そのときに音色のイメージではなく、言葉のイメージで出したい音を作っていく事があります。

という事は言葉のボキャブラリーによって音色の数が増えていくのは照々たる事項で

例えば「綺麗な音」とだけ思うのならば、端麗美麗佳麗秀麗という言葉が出てくることで
『麗らか』というカテゴリーの中の一つだ、という事を知っておいたほうが良いのです。



『麗らか』という言葉は、辞書で引いた内容を、僕なりに要約すると

「良い天気だと心も晴れ晴れするわね」

ということになるのですが、

即ち『麗』という字は『明るい、ポジティブ』という意味合いを持つのですね。

ですから、口角を上げたり重心のポイントを上げたり(その他は僕に習ってる生徒さんの為に秘密事項にしておきますが)して音色をハッピーにする所から、
「綺」、「端」、「美」、「佳」、「秀」の要素をそれに加えていくんですね。

こういうものの吹き分けを自分の中で行っていくと、段々お客さんに「何となく」伝えていけるようになっていきます。

自分の音を言葉で表現するのなら、他人の音も言葉で表現したいものです。
そこでお薦めしたいのが、このアニメです



どうですか、こんなハイテンションで他人の音を語れますか?
「美味しい」だけでしか表現できなかったら自分の音も漠然と「美味しい」でしか出来ないのです。



いや~、勉強になりますね。



熱い、とかキモい、とかクドい、とかってエネルギーの現れなんですよね。即ち表現力。
ダサい、っていうのは「田舎い」って書くんですけど昔都会で流行ってた最高にカッコ良かったものが時間が経って田舎で流行ってるときに「ダッさー」と使うのであり、

「ダサく」吹けるようになったら「カッコよく」吹けるようになる事と同意なのです。

さぁ!みんな!特訓だ!