お立ち寄り下さいまして有り難うございます。


今年に入りましてから、なぜか弁財天様にご縁をいただいています。

というのも江の島の弁財天様を初め龍神様に縁のお社を巡っていると、弁財天様の近くにある事が多いからかもしれません。

私は所用で名古屋に行く度に、名古屋から行ける一宮のお社や龍神社や気になる神社様を巡っています。

今回の名古屋行きに合わせて、伺いたい神社を捜していた所、私のアンテナにヒットしたのが、こちらの八百富神社様です。


3月に伺った竹生島の弁財天様を勧請している事と、八大龍神社と言う龍神様のお社がある事で行って見たいとは思いましたが、蒲郡は名古屋からは新幹線の駅で言えば2駅程戻った豊橋駅に近い距離であったので考えあぐねていました。


決め手になったのは、4月に伺った今宮神社での出会いでした。

今宮神社でご一緒した九頭竜様のご縁の方に、何気ななく八百富神社様のお話をした所、私の発言がきっかけで以前に勧められていたそうで、今宮神社様でお会いした直前に八百富神社様に行ってこられて、素晴らしいとお話頂いた事と、今宮神社でお会いした秩父の曼陀羅小屋の方々の中にも八百富神社様に行かれ方がいて、そこで繋がった事です。爆笑

私の狭い繋がりのなかで、その場にお二人も八百富神社様に行った方々が居て、口をそろえて素晴らしいとおっしゃるので、これは伺うしかない❗


ということで名古屋から蒲郡の八百富神社へ行って来ました。


八百富神社様は竹島という島にあり、橋がかけられていて、江の島に外観が似ていました。

竹島の由来は、こちらに琵琶湖の竹生島から弁財天さまを勧請された藤原俊成様が竹生島から竹も持って来られたことから竹島と呼ばれるようになったそう。竹生島の竹は本殿の脇に大切に現在もありました。

3月に琵琶湖の竹生島に伺いましたが、雨だったせいか竹には気がつきませんでした。言われて見れば、竹生島、ですもね。笑い泣き

丁度大潮なのか、橋の下は潮干狩り場になっていて、伺ったのが日曜日だったので、曇天でしたが潮干狩りをされている家族連れでにぎわっていました。

橋を渡り、階段を上がった先の神社の本殿にも沢山人がいらっしゃいました。
入り口にも看板がありましたが、
丁度宝物展をやっていましたので、拝見する事にしました。
宝物展は今年のNHKの大河ドラマ「光る君へ」を記念して開催される、初の試みだそうです。
八百富神社を創健なさった藤原俊成卿は藤原道長の玄孫だそうです。
竹島の蔵にしまわれている宝物と、博物館に保管されている宝物を展示したもので特別拝見の御守りがついて1000円でした。
御守りは、八百富神社を創健し、書画や和歌に優れた才能を発揮し、91歳までの長寿を全うされた藤原俊成卿をお祀りした、千歳神社のものでとても素敵なデザインでしたし、巫女様が丁寧に解説してくださり、1000円では申し訳ないような内容でした。開催されている期間にうかがえてラッキーでした。ニコニコ

そして龍神様のお社、八大龍神社様。
御祭神は綿津見国の王で豊玉姫命の御父神の豊玉彦命です。此方の龍神様は海神様でした。
八大龍神社様の手前には、龍神様がお休みしていそうな大木がありました。
先ほどの本殿には沢山の人がいらっしゃいましたが、こちらに伺った時は人払いしていただいたのか、私一人しかいない時間がありましたので
まだ、覚えきれず、紙を見ながらの拙い祝詞ではありましたが、龍神祝詞を上げさせていただきました。此方の龍神様は雨乞いに霊験があるそうです。
最近の私は、雨☔に祟られています。
龍神様は雨☔とのご縁が深いと思えば…。なのですが。泣き笑い

八大龍神社の脇を通り抜けると、島の突端の龍神岬に降りて行く事ができます。
途中には龍神の松や見晴らし所がありました。

龍神岬には石碑があり、竹生島のように海から龍神様が上がってくるようです。
龍神様の気が一杯でした。
こちらから上陸してお社の辺りを悠々と泳いでいらっしゃるのかもしれません。おねがい
龍神様が見える方は泳いでいる姿が見えるかもしれませんね。

この龍神岬から遊歩道を通って島の入り口まで戻れました。

海浜の植物が生えて
植生もとても豊かなようです。
さすがに龍神様が御守りする御神域ですね。

八百富神社様を後にすると
ポツポツと雨☔が降りはじめました。
さすがに歩き回って喉も乾いたので目の前の
蒲郡クラッシックホテルで
飲み物をいただく事にしました。
レトロな感じてとても素敵です。

八百富神社様のある竹島へ渡る橋はこちらのホテルを建てた方が寄進なさったようです。
蒲郡の特産品だという、ミカンを使ったジュースをいただいてきました。
窓からは竹島が眺められます。
外見だけでなく内部もレトロな感じて
とても素敵なホテルでした。

素敵なホテルで竹島を眺めながら、
しばし至福の時間を過ごす事ができました。
龍神様、弁財天様、
そして私の背中を押してくださった方々に
感謝です。