今週末はいよいよ夏越の大祓え

または『水無月の晦の大祓』です



ぜひ氏神様⛩などへ出向き

せめて自分だけでも祓い清めて

清き明き直き心で残り半年を

健やかにお過ごしくださいね🙏✨



伊勢で毎年お世話になった方から

それぞれが行う大祓の大切さを伺い

伝えて下さいと頂いた資料から…


「大祓」は

私達日本人の伝統的な考え方に基づくもので、常に清らかな気持ちで日々の生活にいそしむよう、自らの心身の穢れ、そのほか厄災の原因となる諸々の罪、過ちを祓い清めることを目的としています。


『大 祓 詞』

おおはらえのことば


宮中・神宮はじめ全国の神社で、毎年六月三十日と十二月三十一日に行われている大祓は、自らの罪穢れと社会の罪穢れを祓い去り、清き明き心に立ち帰って、後の半年を雄々しく勇ましく各自の使命に精励し、

心豊かな社会作りをする為の神道的行事であります。


その起源は古く、「祓除(ふつじょ)」又は「大祓」と称し、災害疫病など事あるたびに随時行われていました。現在のように六月、十二月の定期に行われることになったのは、42代文武天皇の大宝元年(701年)からです。

平安時代には、大内裏の正面にあたる朱雀門前の広場に、親王以下百官が参集し、国民全般の罪穢れを祓い除く行事が行われていました。中世以降衰退しましたが、明治四年再興され今日に及んでいます。


大祓の原文は、延喜五年(905年)編集をはじめ、延長五年(927年)に完成をみた当時の法令の施行細則を示した「延喜式」五十巻の中の巻八「祝詞」に収録されています。宮中の祭祀を司る家柄の中臣氏が、大祓の儀式の時に宣読したので「中臣祓」とも言われています。これができたのは、遠く38代天智天皇の時代と思われます。


大祓の壮大な構想と流麗な文章とは、

これを唱する者に無限の感懐を覚えさせます。故に中世以降、神道の経典と尊ばれ、これを誦読すれば、私心を去って、清き明き直き誠の心に立ち帰ることができ、神々に近付くことができ、神慮を和め奉ると共に、あらゆる祈願の趣旨が適うと信ぜられ、百度祓・千度祓・万度祓などと称して、繰り返し唱えることが行われるようになりました。


大祓詞は、先ず建国の由来を説き、かくて天皇の統治せられた国内に、国民の過ち、犯せる罪穢れが発生したならば、古伝に依る祓いの行事に依ってこれを払拭するのであります。

即ち、天つ宮事以ちて天つ祝詞の太祝詞事を宣り、罪を祓つ物に附して川に流し、川から海に流し、そこから遠い沖合にある潮流の落ち合う潮の八百会に送り、更に、そこから黄泉の国へ放棄するものと考えた思想が、すこぶる広大無辺であると共に、夫々に或る神々の活動が超能力的であって、極めて荘厳であります。


されば、これほど雄大な思想、壮大な形容は、日本文学中他に類をみないと言われる所以であります。


※出典はわかりません。ご了承下さい🙏




↓資料を下さった伊勢のその方から

赤福を頂きながらお話を伺った時の

貴重な写真です🙏✨

伊勢おかげ横丁内「赤福本店」にて