小説・エッセイ・漫画・雑誌…
本なら何でも好きなninaが、読んだ本を評価していく記録帳。
本が好きって、もしかしてあの印刷物のにおいが好きなのかと思う今日この頃。
関係ないけど、福袋ってスゴイ。
あけましておめでとうございます☆
今年は楽しく迎えています!
今年ゲットした福袋!
意外と福だったのでいいお正月。
まずはPREMIA INCLUSION(プレミアインクルージョン)の1万円福袋。
1店舗10個か20個くらいの販売らしく、すぐなくなってた。
点数は多くないけど、全部ちゃんと使える感じでうれしい。
そして運試しで買った、JEWEL GLOW(ジュエルグロウ)の5千円。
全部で11点入ってた。。。
これで5千円?
1個、500円以下??
来年から就職する私的にはいいかも。
しかも、あの右下のストライプのシャツだけで5900円くらいしてた。
今年の夏、これの形違いの黒のシャツかったもん。
うれしー。
東京タワー☆江國香織
↓私には納得がいきませんよ。
nina評価☆40点
岡田君と黒木瞳でイメージが固まってしまった。
大学生の男の子透と40過ぎた女性詩史の恋愛。
ていうか、不倫。
もうひとつ、透の友達も年上の女性と不倫していて、2つの恋愛が同時進行で流れる。
透は詩史が好きでたまんないんだけど、でも、なーんか私は「だから?」って感じだった。
詩史には結婚してる人がいて、多分不倫してることがばれてて、でも透とカンケイを持ち続けて、この人何がしたの?って感じ。
つーか、そんなに好きなら夫と別れればいいし、そこまで好きじゃないなら、透が切なすぎるし。
ともかく、こんな現実離れしたお話、映画にしてヒットしたことにびっくり。
ストーリーは嫌い、だけど江國香織独特のあの言葉の羅列が私は好きだ。
きらきらひかる☆江國香織
↓この本をはじめて読んだのは、私が高校2年の時だった。
世界観ががらりと変わる。
高校生の時、寝坊して遅刻した私。
1限目が体育だったことを思い出して、寄り道して本屋で買ったのがこの本だった。
今でも覚えているけど、誰もいない教室で1人、この本を一気に読んだ。
アル中の女とホモの男の結婚生活が描かれている。
すねに傷持つ同士。
精神不安定な妻を、夫は優しく包み込むけど、それは男女の愛情じゃないから普通の夫婦のようには、癒しあえない。
私が大好きな部分をちょっと紹介。
『ふりむいて、お帰りなさいと言う時の笑子の顔が、ボクは心の底から好きだ。
笑子は決して、嬉しそうに出てきたりしない。
僕が帰るなんて夢にも思わなかった、というような、びっくりした顔をしてそれからゆっくり微笑むのだ。
ああ、思い出した、とでもいうように。
僕はとてもほっとする。
僕が出かけているあいだ、この子は僕を待っていたわけじゃないのだ、と思う。』
ここ、すごくよくわかって、凄く好き。
これは、私の中に会った幸せの形を壊してくれた。
一般的な幸せ、が自分にとって幸せかどうかわからない。
自分にとっての幸せを見つけれたらいいなって。
柔らかな頬☆桐野夏生
↓いくつかの展開が面白い。
nina評価☆50点
最近の児童殺傷事件を思い出す。
主人公カスミは、夫と子どもを持つ母であるが、夫の友人と不倫している。
で、不倫旅行を計画する。
その旅行に自分達のパートナーも連れて行くの。
家族ぐるみの付き合いみたいにね。
こわいよね~。
人って、、、
↑桐野夏生さん・・・意外とキレイな人だ。
その旅先で、カスミの子が消えてしまう。。。
まるで神隠しみたいに。
カスミは自分の夫や浮気相手の妻、ロリコンの管理人とか
とめどなく周りの人に疑いをかけるんだけど…。
結局不倫をしていた自分自身も許せないんだろうなぁと感じた。
子どもがいなくなって死んでるのか生きてるのか、分かんない親の気持ちって生き地獄みたい。
誰かに殺されたとしたら、犯人を憎めるし、絶望できる。
でも、どうなったのか全く真実が掴めなかったら。
きっと、絶望することも希望を持ち続けることも、すっごーく難しい…。
そんな気がして、切なくなった。
少年少女ロマンス☆ジョージ朝倉
↓ウキョーかっこいいよぉ!!
nina評価☆65点
不器用な恋に胸が痛くなる。
幼い時から「王子様」に憧れている主人公、蘭。
ある日、転校生の美少年・右京に一目で恋をした。
ところが彼は6年前、蘭をいじめつくした悪ガキだった!
正体知っても、右京に惹かれる蘭。
昔と違ってなんだか自分に優しい右京に思いを寄せ始める。
が、しかし、右京はやっぱり右京だった…。
またとことんいじめられる蘭だけど、実は右京も~~。
みたいなお話っ!!!
すげーキュンとくるんですよ。
この人の漫画ってさぁ。
「あ、それそれ」っていう共感ポイントとか「こうなって欲しい」っていう願望が満たされるポイントが盛りだくさんなんだ!
好きだぁ。
最近の漫画はイマイチだけど。。。
女子大生会計士の事件簿☆山田真哉
↓これ、イラスト勝ちって感じ。
そのうち火サスとかでドラマになりそう…。
かわいい現役女子大生会計士・萌実と、新米会計士補・柿本。
2人が訪れる、監査の先々では奇妙な事件がいっぱい。
会社乗っ取り、クーポン詐欺、株価操作などなど、バラエティ豊かな謎を、会計の知識で解いていく。
1つずつストーリーが別れているので、読みやすい。
ていうか、1巻から3巻まで、一気に1日で読んじゃったよ。。。
なんか、面白くて。
ていうか、この表紙のキャラが可愛いので小説に出てくるキャラもなんか可愛く想像できてよかった。
これが古臭い漫画なイラストだったりしたら、面白さも半減だったかも。
会計っていう意外と知られていない世界を垣間見られて、面白い反面、こんなめんどくさい事やってる人がいるんだぁと感心しちゃった。
会社の領収書を不正がないかいちいち調べたり、とにかく地道だ。
かと思えば、日本の大企業の株価の操作のからくりをときあかしたり、とってもバラエティにとんだ仕事だと思った。
難しい用語がいっぱいって割には読みやすい本だった。
さくら☆西加奈子
↓装丁、シンプルで好き。
nina評価☆60点
最初は面白くなかった、でも読み進めていくうちに涙が止まらなくなった。
小さな頃から、人気者でヒーローみたいだった兄が、ハタチになった時、事故に巻き込まれ自殺してしまった。
お人形みたいに美しい妹は、兄の死にうちのめされ、父は失踪、母は酒におぼれた。
それまで幸せそのものだった家族が、兄の事故そして死によってばらばらになってしまう。
そんな消えかけていた家族から離れていた主人公のもとに、ある年の暮れ、父から「家に帰る」と手紙が来る。
何かに衝き動かされるように、年末年始を一緒に過ごしたいとせがむ恋人を置き去りにして、実家に帰り、家族、そして年老いた愛犬さくらと再会する。
とにかく、最初は全然面白くなくて、読むのやめようか・・・と思ったほど。
でも兄弟が幼かった頃の回想が始まる部分からどんどん惹きつけられ、一気に読んでしまった。
読んでいて、胸が締め付けられた。
人気者でいつもスポットライトを浴びていた兄。
その兄を妬むことなく、自分らしくマイペースに生きる弟。
美しく、一心に兄を慕う妹。
あー切ないよぉ。
小さな頃、近所にいた精神的に病んでいる人をからかって遊ぶ場面がある。
その時は、子どもの側になって「そんな人に近づいたら何されるかわかんないよ」と思った。
読み進め、事故にあった兄が子ども達に化け物扱いされ場面があった。
心がきゅーってなった。
子どもを非難したい気持ちになった。
でもその少し前、自分がその子ども達と同じように化け物扱いしていたことを思い出し、恥じた。
普通ってことは、すごく幸せなこと。
幸せってことは幸せすぎるってこと。
そんな風に思った。
美肌☆山咲千里
↓美のカリスマ、素晴しい陶器肌。
nina評価☆40点
ただ、この本読んだからって、こんな風にはなれません…
山咲千里、1962年生まれ…。
え…今年43歳ですか?!
これって、ありなの?と疑いたくなる、美肌。
この本は、今までのものより化粧品のブランドが書いてあったり、具体的な感じ。
だからって『美肌』手に入らないわけですが。
ただ、この本は日常生活に終われていると忘れがちな小さなことを、思い出させてくれる感じ。
コレと言って役立つ本じゃないけど、時々読むと「そういえば、今日はパックでもしてみようかな?」という気持ちを起こしてくれる。
この本の中で、私が唯一役立ったなぁと思ったのは、パッティングをコットンで100回ってやつ。
とにかくたっぷりの化粧水で、テレビ見ながら無意識にパッティングするようになった。
100回なんてすぐだし、~ながらできる、からお手軽♪
自己責任 いま明かす「イラク拘束」と「ニッポン」☆今井紀明
nina評価☆30点
文章はイマイチ、でもなんか「うっ」とくる。
劣化ウラン弾の被害を自分の目で確かめようと2004年4月にイラクの首都・バグダッドに向かう。
その途中で武装グループに拘束されて、9日目に解放された。
著者は1985年、北海道札幌市生まれ。
イラクに行く決意をして、北海道から旅立ちイラクで拘束され、日本に帰ってから記者会見を開くまでの出来事と心のうちを語っている。
この本を読むとイラクで拘束されている時よりも、日本に帰りマスコミや世論にバッシングをされている時のほうが辛かったように思える。
それだけ執拗な取材を受けたんだろう。
拘束された人が本を書いてるってことで興味を持ったけど、あんまり目新しいことは書いてなかった。
あえて言うなら、拘束された期間の後半は、暇を潰すのが大変だったということ。
むしろ、日本で奔走してた家族のほうが、寝る間も惜しんで忙しかったんじゃないかな?
彼は、自己責任について、否定も肯定もしていない。
イラクに立つ前、彼は死を覚悟したらしい。
でもそれは、リアルな死ではなかったと思う。
自分が死んだりするはずないって、心のどこかで思ってたんだろうな。
この事件があったのは去年のことで、私の記憶にも新しく残っている。
この事件の中で最も私の心に残っているのは、パウエル国務長官の言葉だ。
アメリカのパウエル国務長官はJNNの単独インタビューに応じ、人質となった3人について、
「イラクの人々のために、危険を冒して、現地入りする市民がいることを日本は誇りに思うべきだ」と語った。
「全ての人は危険地域に入るリスクを理解しなければなりません。
しかし、危険地域に入るリスクを誰も引き受けなくなれば、世界は前に進まなくなってしまう。
彼らは自ら危険を引き受けているのです…(中略)」
確かにそのとおりだと思う。
誰かが行かなければ、世界は前に進まない。
そうだ。
でも、なーんか納得できない、つーか。
アメリカが元々イラクをこんなにしちゃったわけでさ。
それを修復しにいった人達を庇うのはもちろんのこと。
うーん。
私は、イラクには絶対に行きたくないので、イラクを見ることはできないので、イラクに行ってその現状を伝えてくれる人達をせめたくない。




















