ロッドの設計では主に下記の2点で設定をすることが出来ます。
@マンドレルの太さとテーパーに寄るもの。
@使用するカーボンの種類と厚さの設定。
1ピースの場合は厚く巻くことが出来るので同じマンドレルで
ライトなものからヘビーなものまで製作可能に成ります。
スネークヘッドシリーズは同じマンドレルで
ルアーMAX50gからビッグケームLimitedの150gまで制作されています。
http://ameblo.jp/magnamcraft/entry-11784842239.html
只、使用するハンドルの内径に依って太さの限界が制約されるので
ビッグゲームLimitedでは太いハンドルを制作しています。
現在開発中の雷魚ロッドでは内径12mmのハンドルを使用して
マンドレルを1mm細い801のマンドレルにして設定の幅を広げています。
2ピースの場合ジョイント部分の種類は
並継ぎ、逆並継ぎ、印籠継ぎの3種類ありますが
並継ぎと逆並継ぎは♂の内径と♀の内径で厚さが決まってしまうので
それ以上厚く巻くことが出来ないので設計の自由度がない。
設計を変えるにはカーボンを変更するしか出来ない。
マンドレルを設計毎に作成する必要がある。
印籠継ぎの場合はフェルールの太さで強度の限界が決まってしまいますが
フェルールの強度の限界まで設計の自由度が有ります。
アカメシリーズがルアーMAX30gから60gまで設定が出来ています。
最近では新しいブランクを開発するのが
私の唯一(Amazon釣行は別ですよ)の楽しみに成って来ています。
さて、次は何を造るか???