ロッドの感度って何だろう?
大学の卒論は流体工学で原子炉の冷却水の高効率化の
トムズ効果について実験検証をやっていましたが
友人は同じ流体工学でもちょっと違う
自分で考えた振動の伝達をテーマにやっていたのですが
実験が難しく顕著な結果がナカナカ得られなくて
3月いっぱい掛かってやっと卒業出来た覚えが有ります。
ロッドの感度も同じく振動の伝達が速く顕著なほど
感度が良いロッドと言うことに成ります。
感度が悪い方から感度が良い方を並べて書くと
@感度が悪い < 感度が良い
@グラス< 低弾性カーボン<中弾性カーボン<高弾性カーボン< 硬質金属
@ソリッド<チューブラー
マグナムクラフトの高弾性カーボンブランクを
床にトントンと落としてみると
キーンキーンと金属的な音がします。
高弾性カーボンほど高い周波数の振動を伝えやすく
伝達速さも速い、伝達量も多いと言うことだと思います。
高弾性ブランクにカーボンソリッドを継ぐよりも
高弾性チューブラーティップの製作は難しいですが
有ればもっと感度は上がるでしょう。
チタンティップもチューブラーが出来れば
もっと感度は上がるでしょう。
昔、アメリカ製の金属のチューブラーブランクが有りましたが
現在の高弾性カーボンと比較すると高弾性カーボンのほうが
感度は良いと思われます。
今流行のチタンソリッドティップで
チューブラーブランクを作って比較したら
どんな結果が出るでしょうか?