マグナムクラフトを始める数年前から
台灣で唯一生産を続けている、
文字通りNO1の会社に押しかけて行って
やっと巻いてもらったのがアカメスペシャル９０４０です。
それと言うのも
ヤフオクで買って日本から弟に送って貰った
ルアーMAX４０グラムのロッドが
余りにもペナンペナンで一度使っただけで
お蔵入りに成って、悔しい思いをしたからです。
何度も書いていますが
度々質問が来るので再度書きます。
台灣ではライトなロッドの需要が有りません。
マグナムクラフトの名前の通りライトなブランクは
マンドレルがないために制作が難しいのです。
様々なご要望がありますが
そのブランクが年間数百本売れるのでしたら
マンドレルから作ることも可能ですが
現状では精一杯です。
また、印籠継は日本の独特な継ぎ方で
他の国では殆ど無いものです。
又、竹竿の調子を出すために日本で考案されたもので
カーボン素材ではライトなロッドには向いていますが
ヘビーなロッドには難しい面がります。
綺麗なベンディングカーブを出そうとすると
フェルールを柔軟にしなければなりません。
と言う事は折れる危険性が高くなります。
強化すると綺麗なベンディングカーブが出ません。
このメーカーではルアーロッドを殆ど作っていません。
現在のマグナムクラフトの製品は殆どが
オリジナルで開発したものです。
自前で作ったマンドレルもありますが
他の物は全てメーカーのマンドレルを流用して作りました。
この２年振り返って
多難ではありましたが
よく此処まで来たなーという想いです。
これからは少しゆっくりしたペースに成るかと思いますが
皆様のご要望を踏まえて、より良いブランクを作って行きたいと思います。
ご声援のほど宜しくお願い致します。m(_ _)m