ショアージギングブランクのテストリポート |  MagnumCraft CustomRodBranks  カスタムロッド&ブランクス&パーツ  

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台湾でフィッシングガイドをしながら高性能フィッシングロッドブランクスの開発、製作をしています。国内の一流メーカーより以上に高性能なブランクスを販売、パーツも格安で販売しております。
お問合わせは:teru@msn.comまでメールでお願い致します。


テストを引き受けてくれた、タノイさんからレポートが届きましたので掲載します。


青木様

大変遅くなり申し訳ありませんでした。
釣果はありませんでしたが、結果を報告させて頂きます。

まずは仕様: ガイド個数計8個 T-MNST10→T-KWSG10、10、12、16、20、25、30
です。
ロッド総重量: 430g→エンドに30gのバランサー入れてあります。

テスト仕様: リール:TWINPOWER SW12000XG ライン:トレーサーブレイド4号 
        リーダー:シーガー18号 結束:FGノット

 

photo:01

 

 


使用した感じではSJS10100と比較してティップに相当なハリがあり、ジグをしゃ
くった場合ティップが
吸収しない分ジグがしゃくった幅をきっちり動いているのが分ります。→メリッ
トです。

40~50gのペンシルを使った時の使用感ですがSJS10100の方がティップが入る分
アクションさせやすい
感じです。SJL10180ですとティップが硬過ぎてアクションが付けにくい感じで
す。→デメリットです。

飛距離に関してですがSJS10100と比較して全般的に1.2倍以上飛びました。→メ
リットです。
SJS10100では80~100gのジグをしゃくるのが心地よかったのに対しSJL10180は
120~135gが適正

と思われます。80g 100g 120g 135g 150g 170gでテストましたが
170gでもフルキャスト可能
でした。逆に80gのジグは軽く感じ過ぎて投げるのにコツを要しました。

120gをずっと使ってた後に80gに換えると特にそれを感じました。ずっと80g
を引き倒せば
問題はありません。

総合的にみるとショアジギングロッドの枠を超えてます。きっとヒラマサの
10kgクラスに使用
するのに最適です。ワラサなんかでは瞬殺だと思われます。ほぼGTロッドですね。

全長が長い分身体への負担も多いです。体力のある方じゃないとキツイ竿です
ね。本日強烈な筋肉痛・・・・
ジグのみ特化させるならティップ35tカーボンで抜群です。しかしトップゲーム
も視野に

入れると30tカーボンに落として多少のハリを抑えればトップゲームの可能性が
広がる
と思われます。もしくは両方作って穂先を釣り方に応じて交換できるのも船竿み
たいでいいですね。

1つに絞るとしたら30tで製作した方が出番の多くなるブランクに仕上がると思
われます。
SJS10100で物足りなさやティップの柔軟性に不満を感じてた方には十分過ぎる内
容のブランクです。

ロッキーショアーで定価82.000円、レイジングブルで60.000円近辺なのでブラン
ク代が多少高額でも
安いのかもしれませんね。 12月に石垣島に持ち込んで更にテストする予定です。


別件でAKAME LTDの9890のブランクで仕上げたショアジギングロッドも試してき
ました。
50~60gのジグや30gの魚道へヴィーサーファーが使いやすいです。飛距離凄い!!

SJS10100より飛距離出ます。80gのジグだと心配なく投げれますが、フルキャス
ト時にかなり
曲がりますね。自重もSJL10100より軽いので一日しゃくっても疲れませんね。

使用頻度がかなり高くなりそうですこのブランクは。メリットはもちろん飛距離
ですが、その他
使用できるルアーの幅が広いのが、1本だけ磯に持ち込む場合に真価を発揮します。

60g程度のジグでロックショアジギング中にサラシで何かが小魚を追っている、
といったシチュエーション
で20g程度のミノーに切り替えても棒を振っている感じにならない。10ftを
切っているので疲れない。

何本かキープしときたいブランクです!

長文になりすいません。
タノイ




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