今日は何時もまとめてご注文頂くビルダーの方から
メールを頂きました。
青木様
とりあえず11ftのアカメSPは絶対に入手したいのでとりあえず待ちの方向で考えます。
アカメSPのスペックはどんな感じですか?2本継ですか?おおまかなtip径とバット径
やアクション、乗せられるルアーの重さなど大体教えて頂けるとありがたいです。
またこれもTR-X-1000を使用したブランクですか?
TR-X-1000かなり気にいってます。ふつうの高弾性の低レジンでは粘りがなく、瞬発的な
合わせなどで④分割に折れたりすることもありますが、そんな不安が全くありません。
自分が知っている限りUFMウエダ以外はこの材料使ってません。
どんな経緯で台湾でガイドをしながらブランクの設計をしているのか知りませんが凄いですね!
今後とも長くお付き合いできたらと思います。
以下は私からのお返事です。
11ftアカメSPは印籠継ぎセンター分割の2ピースルアーMSX50グラム
基本的には9ftアカメSPと同じ調子で作る予定です。
それ以外は未定です。
素材はオールTRーX1000です。
TR-X1000の良いところは素材のカーボンの伸びが3倍もあるので
高弾性だけど追従性が良くリフティングパワーがあって丈夫だということです。
欠点は価格が通常のカーボンの3倍もする事です。
ですから、国内ではウエダしか使ってないのですね。
TR-X1000を使ってもジギングロッドなど限界を超えやすい
状況のブランクは折れることもあります。
そのデーターの蓄積が折れにくいブランクの設計に
繋がるんですね。
他のお客さんでも国内の一流メーカーのロッドを全て
ウチのブランクで作ったロッドに変えている方もいます。
やはり、TR-X1000のフィーリングに惚れ込んでしまったんですね。
又、11ftの経過はBLOGにもアップしますので
よろしくお願い致します。
そろそろ、マンドレルが出来てくる頃だと思います。
明日にでも電話してみます。