おしょすいという言葉は山口瞳の「世相講談」で、以前から知っていた。
三陸の大謀…というのはマグロ船の漁労長のことで、気仙沼ではみんな船頭と言うが、その大謀の話で、彼が「おしょすい」とがだり(語り)、それを聞いた都会人が「お小水?」と問い返す、という、まあお約束のやりとりが描かれていた。お小水なんて思われたらおしょすい。つまり、恥ずかしいということだ。いまの若い子は恥ずかしいを「ハズイ」なんて言うけれど(可愛いけど)「おしょすいよ~」って流行んないかなあ。
震災前の八日町。懐かしのハマダ♪