YARDBIRD SUITE

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~チャーリー・パーカーの思い出~

チャーリー・パーカーについて聞き書きでは「バード」、当方自身の話の中では「パーカー」と呼んでいます。ときどきはパーカー自身が語ったりもしますが、ご容赦を♪

「悲しきシリーズ」もきりがないので最後はカスケーズが1962年にリリースした『悲しき雨音』♫

 

 

雨の音から始まる曲は他にもいろいろあるけれど、まず思い出すのはこの歌…名曲ですね。

 

若い頃、山奥にある茅葺屋根の宿に泊まったことがある。宿の周囲は竹林で、翌朝に目覚めて外を見ると、細かい雨が竹の葉を濡らしていた。けれど、ときおり吹く風が竹を揺らす葉擦れの音が聞こえるばかりで、雨の音がしない。茅葺屋根も降る雨を穏やかに抱きとめて、静かだ。なるほど、それまで自分が雨音だと思っていたものは、実のところ、降る雨が何かに当たって、その何かが立てている音に過ぎなかったのだ♪

 

 

「悲しきシリーズ」第五弾は『悲しきカンガルー』まずはぼくがレコードで馴染んでいたパット・ブーンのヴァージョンから♫

 

この曲はオーストラリア生まれでイギリスで活躍したロルフ・ハリスという人が書いて歌って、1960年にイギリスで、1963年にはアメリカでもヒットしたそうなんだけど、かなり変てこな内容で、歌に入る前説は「オーストラリアの牧場主が臨終の床で仲間にあーだこーだ言ってる」という場面から始まって「オレが死んだらいろんな動物たちの面倒をみてくれ」とか言った挙句に「オレが死んだらオレの皮を剥いでくれ」と(笑)。まあ言葉遊びのようなところはあるんだけど、かなりシャレがキツい。

 

BBCテレビでパーソナリティーなんかをやっていたロルフ・ハリス自身が、おそらくは自身のTVショーで、なんとまあビートルズを従えてこの歌を歌っている。詞の内容も変えて、ビートルズの4人をあれこれといじっているが、最後にジョンが「もうこれで歌詞を忘れても大丈夫だな!」とか言っている♪

 

 

 

「悲しきシリーズ」第四弾は『悲しき街角』♫

 

 

かつての洋画には洒落た邦題が付けられていたものだけれど、この『悲しき街角』はそういう匂いのする素晴らしいタイトルだと思う。これを『涙の逃亡者』とか『恋の鬼ごっこ』(あまりにも例が下手過ぎてすみません)なんてしてはどうしようもない。

もっともこの後、デル・シャノンは出す歌出す歌、ことごとく「街角」を冠されて(『花咲く街角』『さらば街角』『街角のプレイガール』『恋する街角』『さすらいの街角』etc…)心ならずも「街角男」と呼ばれた…かどうかは知らない。

 

それはさておき、この曲はイントロのギターから間奏のナントカいうキーボードソロ、そしてデル・シャノンのファルセットと、ポップスの魅力満載という感じの名曲だと思う。

 

 

なんと、ぼくはドーナツ盤を持ってるんです。ちなみにジャケ写でふたりが見ているのはジュークボックスで、日本ではこれで『十九の春』を聴いたりした…こともあるでしょう(笑)♪

懐かしい曲#60は「悲しきシリーズ」第三弾です。坂本九ちゃんがメインヴォーカルだった頃のダニー飯田とパラダイスキング(通称「パラキン」)の歌う『悲しき60才』♫

 

 

もともとはYa Mustaphaという中東の民謡だったらしいけど、青島幸男が「まあ、こんな感じだろ」と歌詞をテキトーに訳した(ご本人がそう書かれていた。タイトルも『悲しき16才』のパロディだろう)のがヒットした。パラキンは坂本九が独立した後、石川進(キューピーちゃんと呼ばれていた)がヴォーカルを務めていたが、やはり独立して『オバケのQ太郎(通称「オバQ」)』のTVアニメ主題歌を歌い、これまた大ヒット。版元の小学館もどでかい自社ビルを建てて(俗称オバQビル)めでたしめでたし♪

 

 

 

 

というわけで「悲しき~」シリーズです♫

 

 

そもそもはKathy Lindenという女性が歌っていた曲で、それに日本語の歌詞をつけて『悲しき16才』というタイトルでザ・ピーナッツが歌ったら、これがヒットした。

 

 

なんといっても、このイントロは忘れられません♪