それゆえに、自分のことが怖くなる時があります。
・人を殺してしまうのではないか、傷つけてしまうのではないか
・モノを破壊してしまうのではないか
頭の中では、ありありと思い描かれています。夢にも似た、実体験しているかのようなリアル感。現実とイメージが区別つかないほど、リアルな想像。
実際に手にかけることはないのですが、いつか、きっかけがきたらやってしまうのではないかという恐れを持つことがあります。
HSPであろうとなかろうと、自分の思い通りにならない時、相手を抹殺したい、破壊したいという本能は、誰でももっています。
それを自覚しているかどうかは別です。
「自分はそんなことは何があってもしない」と言い張っている人の方が、脆さを孕んでいます。
感情は、出してもいい場所で出し、吐き出していい場所で吐き出して、話し→放し→離す という作業で昇華されます。
それが腹の中に蓄え続けられると、腐敗し、毒を含み、やがて暴発します。
ブログや日記に書いて、スッキリするのなら、文字として吐き出しましょう。
これまで長らく溜め込んできて、怒りに反応しやすくなっているのなら、それを責める必要はないんです。
今は、怒りに反応しやすくなっている、ここまで頑張ってきたということです。
誰かを恨みたくなったり、憎みたくなったりするのも、人間にとって自然な感情です。
そういう自分を嫌うのではなく、そんな気持ちも出てくるのが人間なんだ、人間として当たり前の感情なんだ、と一旦受け止めましょう。
その上で、相手のどういった言葉や態度に、そこまでの憎悪を抱いたのか、言葉にしてみましょう。
すると、自分の大切にしたいものが、浮き彫りになってきます。
たとえば私なら、父から言われた言葉を何度も思い出し、その度に怒りの感情が沸き上がります。
「そんなことやって何の意味がある?」
「何の役に立つ?」
この言葉に、猛烈な怒りを抱きます。
それは当然なことだったのに、親には怒りを持ってはいけないと思って、ずっと腹に押し隠してきました。
「自分のやっていることの価値を共有したい」
「認めてほしい」
「応援してほしい」
「褒めてほしい」
そういう気持ちをひた隠しにしてきました。
言わずにずっと
「いつか分かってくれる日がくるのかな」
「どうして分かってくれないのかな」
と思いました。伝えれば良かったのに。
でも、伝えられない雰囲気があったり、何度も何度も、伝えても伝わらない経験をしてきたから、伝えられないのも仕方なかった。
今は、選択ができます。
「分かってほしいのなら、伝える。」
「伝えても分かってもらえないこともある。」
「分かってもらえないのなら、諦める。」
「どうしても伝えたいのなら、じっくり取り組む。」
いくつも私には選択肢が用意されていて、毎回、自分で選ぶことができます。
「諦めて、本人には伝えず、ブログで吐き出す」
これも私の選択肢の一つです。
本人に直接伝えるのが一番いいけれど、私のスキルが未熟だったり、相手の心の準備ができていなかったり、押し通そうとしても、通じないこともあります。
そんなときは、一旦、諦める。
それも一つの選択肢。
機が熟するのを待ちましょう。
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