調子が悪い時って、「ずっと前からこんなんだったかもな」と思っちゃう。
むしろ調子が良かったって、自分にウソついてただけで、別に回復してなかったんじゃないかなとか。
調子が良い時は、「やっぱ回復してる‼︎」とか、「この調子でいける‼︎」とか、「仕事はじめよっかな！」とか、順調に進んでいく気がするんだけど。
調子が悪くなると、そういう時の感覚がガラガラと崩れちゃう感じがするし、「やっぱ回復してなかった」「やっぱダメだった」「もしかして全然良くなってなかったのかも」とか、いろいろ考え始めちゃう。
「ま、こういう時もあるか」って、ある程度わりきれるときはまだいい。わりとすぐ回復する。「今日は体調悪かったな。ま、明日は良くなってるかもな」って思うから。
それが、原因探ししたり、何日続くんだろう早く抜け出さなきゃって思ったり、回復を進めようとあがく時は、悪化する。どうしてもやっちゃうんだけどね。
良くなったり悪くなったり、繰り返しながら良くなってくんだから、長い目でみれば良くなってるんだけど。
なんか何年も前から変わらなかった気もしてくるし、あと何年、何十年、こんな泣きたい気持ちを続けなきゃいけないんだろうって、絶望的になることもある。
そういう時がありつつ、また数日したらそれなりに落ち着くんだけどね。
今日は寝れない。やたら泣きたい。てか泣いてる。
でも自分に言う。「こんな日もあるよね」
無理になんとかして回復を進めようとあがくとうまくいかない。
昼夜逆転しちゃう時があっても、まぁ大丈夫。死にはしない。生物的に、必要になったら嫌でも寝れるよ。
食べたくないのもそう。生物的に、必要になったら嫌でも何かに食いつくよ。カロリーメイトでもせんべいでも。もうちょいいけそうなら卵かけご飯でも。
調子が良い時に栄養あるもの食べてれば、死にはしないよ。うつ病の人って、あちこち痛くて不定愁訴あるけど、血液検査とか人間ドックとか、何も異常がないことが多いし。案外健康なのよ。
というより、健康なのに、あちこち痛くなったり、泣きたくなったり、食欲なくなったり寝れなくなったり、死にたくなったりするのがうつ病だから。
もしガンとか心臓病とかに伴ううつ病なら、ガン治療が優先される。人間、生物的にはうつ病だけでは死なない。自分から死にさえしなければね。
人生トータルで見て、調子が良い日が10分の一でもあればいいじゃん。それでも生きてる甲斐はある。
欲が出てきた時は、遠慮なく美味いもの食べて、楽しいことして、大笑いしたらいい。
あんまり欲が出てこなくて、ひたすら寝たい時は、ひたすら寝たらいいさ。
自然界の動物はみんなそうやって生きてる。
人間だけど、動物的になったっていい。
死んでも、思い通りにいくわけじゃないから。
死んだら、人間に生きてるときより幸せになるわけじゃないから。
野生動物に生まれたら大変だよ？いつ敵から食われるかわからないから、夜も寝てる時でも身の危険を感じたらすぐ逃げなきゃだし、雨露をしのげる家をもってる野生動物のほうが少ないし。ドロドロになったってなかなかお風呂（水）に入れないし。布団はないし。
虫に生まれたら大変だよ？いつ踏みつぶされるかわからないし、なかなかエサは見つからないし。寿命は短いし。
古典に興味ある人はこれ。同じこと言ってます。
「まず三悪道を離れて人間に生るること大きなるよろこびなり。身は賤しくとも畜生に劣らんや、家は貧しくとも餓鬼に勝るべし、心におもうことかなわずとも地獄の苦に比ぶべからず。（源信僧都・横川法語）」
人間に生きてるって、たとえ不調でも、他の生物に生まれるより生きやすいしラッキーだって、私は信じてる。
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