自分の揺れ動く心は、3通りの状態の時があります。
★P(親)
★C(子供)
★A(成人)
P(親)の心の状態の時は、厳しい父のような心の時と、優しく心配する母のような心の時があります。
P(親)→CP(厳しい父)NP(優しい母)の2つがある。
★CP(厳しい父)「こんなことしてちゃダメだぞ」「もっとこうしなさい」
★NP(心配する母)「大丈夫なの?」
両親から言われた言葉を思い出しているときの心の状態は、Pの状態です。思い出していなくても、セルフトークで自分を批判したりしている時はCPの状態ですね。アダルトチルドレンは、Pの状態である時間が長いのではないかと思います。うつ病も、自責観念というのは、CPの状態に当たる思います。間違いを指摘する、規則やルールを守る。どれもCPの特徴です。もちろん、悪いことばかりではなくて、規則を守る意識の高い人で、期限を守る、向上心のある、妥協しないなど、仕事のできる人に多い心の状態です。
NPは、世話好き、子供が好き、よく話を聞くなど、優しい感じですね。周りからすると優しい良い人なんだけれど、NPが強すぎると、他人のことばっかり考えて、自分のことが後回しになります。
C(子供)→FC(自由で奔放)とAC(親に従う子)の2つがある。
★FC(自由で奔放)これができるようになってくると、うつ病やアダルトチルドレンの回復に役立つと思います。自分の感情を素直に表現する。これが強すぎる人は幼くて、周りからするとワガママで手がかかる。でも自分の湧き上がる感情に素直だから、自分を大切にできる。
★AC(親に従う子)偶然にも、アダルトチルドレンのACと同じ頭文字。エゴグラムのACは、Adapted Child。順応して、言うことを聞く良い子。アダルトチルドレンはまさにACの心の状態がかなり強い。周りからすると、こんな人と話していたい、居心地の良い人。うつ病も、ACの心の状態が強い場合が多い。でも自分を出さないとどこかでしんどくなる。
★最後にA(成人)客観的に見る、分析する、判断するといった心の状態。「いま・ここ」の状況判断をする心の状態。
全部で5つの心の状態が出てきました。
★CP(父のような心)
★NP(母のような心)
★FC(子供のような自由奔放な心)
★AC(子供のような従順な心)
★A(客観視する成人のような心)
アダルトチルドレンにとって、強すぎるCP、NPのセルフトーク、結局自分を押し殺すACの心の状態。回復のためには、いかにFCで自分を解放し、Aで客観視して「CPが強いな~、FCを強めよう」という練習をしていくかだと思います。
うつ病にとっても、Aを高めて、マイナス思考を引き寄せる状態を、FCの楽しい心の状態にしていくのが回復に役立つと思います。
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