何を大切にして、何を流すのか。
何を重んじて、何を軽く扱うのか。
「軽重感覚」というのは、HSPにとって難しいけれど、少しずつ身につけていきたい。
はじめからできる人はいない。誰でも失敗しながら身につけていく。
できなかった時に、「なんで失敗したんだ…」と落ち込むよりも、「また一つ、大事なことを学んだ」と思おう。
間違えたところは、注意すれば、次からできるようになる。注意しないでただ失敗したままにしたら、また同じ過ちをするだろうけれど。
自分のまだ弱い部分を、一つ一つ、補強していく。
できることを、一つずつ、増やしていく。
できないこと、弱いところを嘆く必要はない。みんなそういう部分がある。自分にもある。自覚した弱い部分は、強くしていくことができる。学んで、できるようにしていける。
ちなみに、なぜHSPにとって「軽重感覚」が難しいかというと、刺激に多く反応するため、いろいろな情報が一度に入ってきて、分別するのが大変だから。分別するのに時間がかかるから。
だから新しい環境に慣れる(過度に緊張せずに過ごせる)までに、時間がかかる場合多い。
その環境で、どんな行動をとったら相応しいか、頭ではわかるのだけれど、心も行動もついていかないことがある。
そういう時に、なんでできないのか、とつい自分を責めてしまうかもしれない。
だけど、HSPだから、情報処理に時間がかかるから、それだけ適応するのに時間がかかることを知っておこう。
そうすれば、むやみに落ち込まなくて済むから。
そして、今できないことは当たり前で、これからしばらくすると、できるようになっていく。
それを知っていれば、無気力になったり、過剰に頑張りすぎて無理をしたり、しなくて済むから。
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