今日は身丈について考えてみました
先日作った単衣の着物。
身丈160センチ
(わたしの身長は158センチ)
右の写真おはしょりが出ていない...
何故、写真のように同じ着物なのになってしまうのか考えてみました
理由
①帯位置を低くした。
②腰ひもをウエストベルトか紐かの違い
③補正を少なくした(現在、背中の補正と和装ブラのみ)
①帯位置が低くなった
(写真は帯の高さは一緒です)
着物を作った時と比べて帯位置をだんだん低くしています
そのためおはしょりは短くなります
②腰ひもをウエストベルトか紐かの違い
これが一番の理由
ウエストベルトはゴムなので縮みます
なので細いところへおさまります。
紐は締めたところに収まります
腰ひもの締め具合は『指が一本入るか入らないかで締める』
だからあんまり動かない
紐の締める位置が違うからその分の差の身丈が必要
(ウエストベルトの方が長くいります)
③補正を少なくした
最近は腰ひもは紐を使ってますが
以前はウエストベルトを使い
更に腹に補正を入れていました
そのため補正無しの時と比べるとウエストベルトの位置が違います。
この左の時は長距離移動をするためウエストベルトで腰ひもをしていました
それを踏まえると
私の身丈はウエストベルトを使うことも踏まえて
身丈は163センチくらいは必要と言えます
そのほうが楽に着れると思います。
(またもや拙い絵)
身丈を決める時は
①自分の帯位置
②自分の着付け道具
③補正はどうするか
上記を考えて仕立ててもらうのが
必要とわかりました。
ちなみに大手の呉服屋さんに行って
仕立ててもらった着物は
フルオーダーなのに割り出しで
寸法を出されたので
裄は長いわ、えり下は短いわ楽に着ることはできません。
寸法って大事
今更ながら思います。
ちなみにウエストベルトとは
これです。
ゴムで全体ができています。
端は引っ掛けてとめるようになってます。