アラフィフ親父、ドラマで涙する | オッサンのちょっとしたこだわり

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アラフィフおやじの独り言

以前からNetflixのオススメに韓国ドラマ 涙の女王 があがっていて、先日仕事が三連休だったので何気なく観たら、1話80分程で16話もあるのにも関わらず、その3日間で一気見してしまいました(汗)。



涙の女王は財閥3代目の令嬢でクイーンズデパートの社長ホン・ヘイン(キム・ジウォン)と、田舎町出身ながら文武両道でソウル大学を出てクイーンデパートの法務部に入った新入社員のペク・ヒョヌ(キム・スヒョン)の物語です。


あらすじは4年前にインターンとしてクイーンズデパートに潜入したヘインを、先輩としてヒョヌが接しているうちに相思相愛となり、デパート業界の女王と田舎出身の平社員の格差結婚を乗り越えた世紀の結婚と言われた所から始まります。





しかしある事をきっかけに夫婦の心はだんだん離れていき、寝室も別で家庭内別居状態になります。財閥一家の生活にも疲れ、ガマンの限界に来たヒョヌが3年間の夫婦生活を終わらせる為に離婚同意書を手にヘインの部屋に行くと、ヘインが余命3ヶ月である事を知らされるのです・・・






涙の女王は5年前に大ヒットしたドラマ 愛の不時着 と同じ監督パク・ジウンとスタジオドラゴンで作製されております。


オッサンは愛の不時着も観ましたが、途中から飽きてしまって3分の1程は早送りでながら見しました。

正直、何故あんなに人気があったのか不思議でした。



涙の女王も愛の不時着もコメディタッチのラブストーリーですが、涙の女王はキム・ジウォンの魅力が爆発していると思います。


数年前のドラマ 私の解放日記 の時より少しスリムになってメチャクチャ綺麗になってます。デパートの社長という事で高級ブランド服を着こなす役の為に食事制限などもしたそうです。



ヘインは女王と言われるほどの勝ち気な性格なのですが、後半になるにつれ増えるツンデレっぷりの演技が最高です。とんでもない破壊力でした(笑)。


韓国ドラマならではの財閥モノなので少し日本人には無い感覚の表現もあり、よくある話としては財産や権力の争いが描かれますが、涙の女王ではその辺は余り重要では無くて、あくまでもヒョヌとヘインの物語です。


序盤はコミカルなタッチも多くて明るい雰囲気ですが、後半になるにつれて重くて辛いシーンが増えます。でも所々で2人のクスッとする笑いが良いスパイスになってます。


脇役も豪華な顔ぶれでヘイン側の弁護士のヴィンチェンツォ役でソン・ジュンギや、ヒョヌのカウンセラー役としてオ・ジャンセなどもカメオ出演してます。



あと3年前の新婚旅行やヘインの治療の為にドイツを訪問するシーンが多く、ドイツの美しい街並みや自然が印象的です。




韓国での視聴率も 第1話5.9%→第2話8.7%→第4話13%→第8話16.1%→第12話20.7%→最終話24.9% と5倍近くまで上がり続けた事が、いかに視聴者の心を掴んだかが分かると思います。大人気だった愛の不時着の記録も塗り替えたそうです。


最終話が終わってからまだ1ヶ月程ですのであまり内容に触れずにおきますが、このドラマの大きなポイントとして 記憶 に関する表現があります。


偶然?でしょうか?現在放送されている日本のドラマも記憶モノが3つも4つも放送されてますが、残念ながら束になってかかっても涙の女王には敵わないでしょうね。




ほとんど恋愛ものドラマを観ないオッサンですが、久々にブログのタイトル通り終盤にかけて何回か涙してしまいました。


歳のせいか涙腺もかなり緩くなってますかね(汗)。



まだご覧になっていない方は是非、観てみて下さい。最初の4話くらいまで登場人物の紹介などが多く苦手な人もいるかもしれませんが、その後は加速度的に次の話が気になり始め、あっという間に全話観てしまうと思います。


ちなみにオッサンの奥さんにも3日ほど前に勧めたら最初は渋々見てましたが、今では仕事から帰ると全くテレビを見ずに毎日涙の女王を2話から3話くらい観ています(笑)。


オススメですよ!



では、また