以前から気になっていた事があるのですが、自分のスニーカーの保存方法が正しいのだろうか?って事なんです。
オッサンみたいにスニーカーを大事に保管したい人は、結構スニーカーをジップロック的なもので密封する人も多いと思うんです。
みんな大事なスニーカーを加水分解させたくないからですよね!
ちなみに先日履いていたエアマックス95ををしまうところなので、1枚撮影してみました。
オッサンもこんな感じでダブルファスナーの圧縮袋にスニーカーを入れて黄ばみ防止のミセスロイドと乾燥剤のシリカゲルを入れています。
ちなみに加水分解というのはスニーカーのソール部分で使われているウレタン(写真の矢印部分)が水を含んでスポンジのようにボロボロになってしまう現象なんです。この95はまだまだ履けますのでキレイですけどね。
で、ここからが本題なのですがこの乾燥剤を入れる事で、ソールの加水分解をある程度防げると思うのですが、スニーカーのレザー部分の水分、油分も吸収してるんだと思うんです。
人間と一緒で革もある程度の水分や油分が無いと、肌もカサカサになるでしょうからね・・・
最悪の場合、こんな感じで革の部位がひび割れます。
実際にジップロック+シリカゲルで1年程保管していますが、少し古いモデルは何足が革の部位の水分が無くなってきてるような気がします。
この保存方法ではソールが加水分解する前にレザーがひび割れて結局、スニーカーの寿命が短くなるんではないか?って事なんです。
それでちょっと乾燥剤について調べてみました。オッサンこういうところにこだわってしまうんですよね・・・(笑)。
● シリカゲル
知ってました?実はシリカゲルって・・A型とB型があるんですって!
A型の特徴・・・・除湿能力はとても高いが、一度吸収した水分は戻らず電子レンジで加熱しないと再利用できない。お菓子に入っているシリカゲルはこのタイプが多い。
B型の特徴・・・・A型よりも高湿度の時の除湿能力は高いが、ある程度の水分を吸収すると調整の役割をして湿度を一定に保つ。精密機械や木材を使っている楽器などに使われる事が多い。
今まで使っていたシリカゲルがコチラです。よく見るやつですよね。これは100均で購入したやつでした。
中身がこんな感じです。
このシリカゲルは包装紙にも書いてありますが、電子レンジで温めると再利用できると記載されているのでA型のようです。
何も考えずにシリカゲルを使っていましたが・・・B型の方がスニーカーの保存には向いているのではないでしょうか?
● 酸化カルシウム
生石灰から出来ているので、水分を含むと水と反応して発熱する場合がある。袋に入っている場合が多いが水分を含むと膨張もするため袋が膨らんでしまう。
奥さんがバーゲンで購入したパンプスの箱に入っていた乾燥剤です。反応してグレーの顆粒状態がところどころ白く膨らんでいます。おそらくこの特徴から酸化カルシウムと思われます。
膨張、発熱の特徴があるので密封したスニーカーには向いていないようです。
●塩化カルシウム
とても吸収率が高くて水分を吸収するとゼリー状になります。押し入れに入れる湿気取りなどはこれが多いですね。融雪剤にも使われています。
オッサンの家の押入れにもありました。右下の主成分に塩化カルシウムと記載されています。
水分を含むとゲル状もしくは水のようになってしまうので、これもスニーカーの保存には使えませんね。
●備長炭
ある意味自然の物で一番安心ですし消臭効果も期待できるのかもしれませんが、スニーカーの密封された袋の中に入れるには小さくしたり粉末状にする必要があるので、どうしても黒い汚れが付くリスクがあるので使いづらいと思われます。
●珪藻土
最近よく見るアイテムですよね。オッサンの家のバスマットもこれにしてます。もしかしたら安価ですし使いやすいアイテムなのかもしれませんが、未知数なところも多くて割れやすく粉状だと炭と同様、汚れそうな気がしますので・・・まあ保留でしょうかね?
いろいろ考えてシリカゲルのB型に交換してみる事にしました。
シリカゲルは色々なところで販売されていますが、なかなかB型の物が販売されていなくて探すのに苦労しました(笑)。
長くなりましたので次回にB型シリカゲルの商品をご紹介します。
では、また