見たくない4年前のVTR
『過ぎたるは、なお、及ばざるが如し』、孔子の言葉と言われています。意味は・・・
行き過ぎているのは道理の上からはかえって及ばないのと同じ。
今日までに行われた衆議院議員選挙で民主党が圧勝する勢いです。
このまま行くと単独過半数の241議席どころか、全体の2/3を超える321議席の獲得の可能性も出てきました。
与党の自民党・公明党は大物議員の落選が相次ぎ、海部俊樹氏が56年ぶりに元首相として落選するなど大変な事態になっています。
私自身はどちらかというと現政権には批判的でしたので、この結果はある程度は望ましいと感じています。
しかし自公政権の崩壊は4年前の郵政選挙での『自民党圧勝』から始まった独断政治が要因の一つだと考えるのであれば、今回の結果は
4年前のVTR
を見ているようで心配です。与党の大物議員に小沢一郎氏が(通称)『小沢ガールズ』を刺客として送り込んだやり方は『郵政民営化』に反対し離党した議員たちに『小泉チルドレン』を送り込んだ手法と同じ。
選挙の結果は与党と野党の数字が逆転したものに近く、やはり4年前に酷似しています。
念願の『政権交代』が実現したものの、自公政権が行ったこの4年間の反省を生かせないと民主党も同じ轍を踏むことになります。まさしく
過ぎたるは、なお、及ばざるが如し
だと思います。何事も勝ち過ぎは良くない。民主党幹部がこのことを胸に刻んで政権を運営してくれることを望みます。




