こうして競馬は創られる
今日行われた第74回東京優駿(通称日本ダービー)は『ウォッカ』号が3馬身差の圧勝で(牝馬としては64年ぶりの)栄冠を手にしました。
下馬評では皐月賞で無念の3着に終わった『フサイチホウオー』号が断然の一番人気で
『ダービー馬はダービー馬から生まれる』
の格言の元、父ジャングルポケットと共にダービー馬の栄冠に輝くと思われていました。ところがふたを開けてみれば、フサイチホウオーは掲示板にも残れず、格言のダービー馬は・・・のくだりは同じくダービー馬のタニノギムレットを父に持つウォッカの方が該当するというなんとも皮肉な結果に終わってしまいました。
これで陣営が匂わせていた『ダービー後のヨーロッパ遠征』の話は白紙に戻され、秋に向けて再調整がされるでしょう。
その分、勝利したウォッカがヴェルメイユ賞から凱旋門賞への挑戦プランを明らかにしており、昨年フランス当局のワナにはまって涙を飲んだディープインパクトの雪辱を果たしてくれるかも知れません。
というのも(最終的には失格になったが)あの強いディープが生涯1度だけ他馬に差されたというシーンが見られたのは馬齢のハンディキャップが3.5キロもあり(日本ではせいぜい2キロ)体調を崩したことも相まってルールと環境にやられてしまったのに他ありません。仮にウォッカが挑戦すれば、(牝馬なので)欧州の古馬よりも5キロも軽い斤量で参加することが出来るのです。(今日のダービーより軽い54.5キロ)
『生きているうちに日本馬が凱旋門賞を取れることは無い』
と去年絶望したのですが、その舌の根も乾かないうちにチャンスがやってきたかも知れません。
ここからは蛇足です。
今日のダービーの配当は2着に人気薄の『アサクサキングス』号が入ったため馬連も万馬券、三連単はなんと200万馬券。う~ん今年のGI(正確にはJGPL1)は荒れる
取れるわけないわ・・・と思ったのですがさすがJRAちゃんとサインが出ていました。
今日のダービーは一昨年の秋の天皇賞に引き続きの皇族の観戦(前回は今上天皇、今回は皇太子)がありました。前回は牝馬ヘブンリーロマンスがあっと驚く激走で大穴を空けました。そのことを覚えていればウォッカの快走は予感できたはずです。
しかも2着はアサクサ『キングス』皇族を思わす名前はアサクサキングスとヒラボクロイヤルだけだったので、ウォッカからわずか2点で10万近い馬単を手にすることが出来たのです。

