やっとぬえの出番が増える…。


↓本編。







ぬえの捜索開始から一刻半。

三人の尊い犠牲も虚しく、主人公達は捜索を続けている。


「なぁ霊夢~。そろそろ面倒臭いんだけど…」

「奇遇ね。私もそう思っていた所よ」


大した進展もない異変に二人は飽きはじめた。

仮にも主人公だろうに……。


そんな二人の前を妹紅と慧音が仲良く歩いて行く。

「ん?」


「んぁ?」

どっちとも付かず、二人が同時にカポーの動きを目で追っていた。


違和感を感じるのだ。

「……慧音ってさっき張り倒したよな」


「って事は……」

バッと振り返った二人の視界には、慧音はもう居なかった。


どうやら路地裏に曲がったらしい。

「好都合だぜド畜生!!」


「仕掛けるわよ!!」

ハリセン装備の鬼畜共が路地裏に侵入する。


が、そこにいたのは慧音と妹紅ではなかった。

「ひゃあ!?霊夢さんに魔理沙さん!?」


「ん。なにしてんだ?お前ら」


そこに居たのは妹紅と、ミスティアであった。

慧音の姿など何処にもない。


「チッ!!お前か!」

魔理沙がミスティアをぶっ叩こうとした瞬間、


「そっちじゃないアホ!!」

霊夢の怒号が魔理沙を空中に停止させた。


「ククッ!!中々鋭い勘をしておる!流石博麗の巫女!!」

轟ッ!!と魔理沙を掠める様に火炎が飛んでいく。


あと一瞬早かったら魔理沙の丸焼きが出来ていただろう。

「妹紅の方がぬえだと!?」


「さっさと気付けバカ野郎!!」

見れば妹紅の姿をしたぬえが獄炎を振り回している。


何故本人でもないお前がそれを扱えるんだ。

「この程度の事が出来なくて正体不明が語れるかァ!!」


ぬえの咆哮が人間の里に響き渡った。






To Be Continue……