見た目で判断すんじゃねぇよ!!(修造風に

↓本編。







「怪しい……だと?」

「気付かないの?あいつがさっき、私達に違う姿に見えていたじゃない。つまり、奴は他人に化けられるのよ」

そう言われ、魔理沙は後ろの咲夜を眺める。


疑問符を浮かべた咲夜がいるだけ。

にしか見えない。


「仮に咲夜が偽物だったとして、どうやって見分けるんだ?」
「ん~…。とりあえず殴ってみるとか?」

物騒な事を言い出す博麗の巫女。

お前それで良いのか?

「殴るってお前……。だったらコレを使おうぜ」

魔理沙が細長く、片方がたばねられた紙の束を取り出す。


「何よ?コレ」

「香霖曰く、会話中に相手をぶっ叩く物らしい。鉄拳制裁よりは平和的だろ」


つまりただのハリセンである。

このご時世にハリセンか……。


いや、むしろ幻想郷らしくて良いのかも知れんが。

そんな風にして、霊夢と魔理沙がハリセンを装備した。


「さっきから何やってる訳?コソコソと」
痺れを切らした咲夜が声を掛ける。


が、次の瞬間、恐ろしく素早い動きで近付いてきた霊夢が一閃。

表現しがたい轟音が咲夜の頭から鳴り響いた。


「痛だァァアアアアア!?」

とても女の子らしくない声で叫ぶ咲夜。


ぶっちゃけ本気のハリセンは洒落にならない。


「私も一発行くぜ!!」

間髪入れずに魔理沙のハリセンが同じ所にクリーンヒット。


「ーーーッッッ!!!?」

もはや言葉は不要。


うめき声だけが咲夜から漏れる。

「霊夢……。元に戻んないぜ?」


「それじゃハズレって事ね。この調子でバンバン行きましょ♪」


ハリセンだけに、と霊夢が言う。

別に上手くないし。


そして神社の境内で、痛みで気絶した咲夜が発見されたのは、ずっと後の事。


これまでの犠牲者:1






To Be Continue……