( -ω-)・・・zzZ



↓本編






夏。

幻想郷はすっかり様変わりして、草木にも活力が満ちて居る。


リ:「ふ~んふふ~ん♪」

夏の陽射しが照り付ける中、鼻歌混じりにリグル・ナイトバグは飛んでいた。


リ:「この時期だとやっぱ元気出るなぁ」

蟲の妖怪であるリグルには、夏は愛すべき時期である。


リ:「ん?」

不意にリグルの触角がピクッと揺れる。


これが俗に言う蟲の知らせだが、今はどうでもいい事だ。

リ:「何か・・・来る?」

何かを知らせてくれる蟲の知らせだが、具体的な事は一切教えてくれない。


ぶっちゃけ使えない。

リグルが感じ取った不穏な物に感覚を研ぎ澄ましていた時。


それは突然やってきた。


空気を引き裂く音と共に、稲妻がリグルに直撃したのだ。


リ:「がはっ!?」

身体全体を走る痺れと電気によるダメージが、リグルを地面へと叩き落とした。


錐揉みで落ちる中、リグルは必死に飛ぼうとした。

しかしそれが叶う事は無く。


―暗転。






幽:「突然雨なんてやってられないわね」


突如降り始めた夕立に風見 幽香は愚痴を漏らした。

誰に話掛ける訳でも無い。


強いて言えば周りを埋め尽くす向日葵に向かってか。


お気に入りの傘を差して幽香は太陽の畑を進む。

幽:「せっかく向日葵の手入れをしていたのに、空気が読めない夕立ね」


降り続く雨の中を優雅に歩く幽香。

ふと向日葵畑に目をやると、一カ所向日葵が倒れている場所を見つけた。


幽:「・・・どこのバカだァ?」


たまに弾幕バトルで畑に被害を出すバカが居る為、幽香は畑の被害を軽視しないのである。


幽:「右ストレート・・左ボディ・・・右アッパー・・・」

加害者の処刑方を呟きながら、幽香は現場にたどり着いた。


幽:「これは酷いわね・・・」

目の前に広がった光景は悲惨だった、


あちこちで煙が立ち込め、多くの向日葵が薙ぎ倒されている。

夕立の前に聞こえた大きな雷鳴が原因であろう。


幽:「雲の中に居る竜の使いか・・・」


ガサッ。と後ろで音がした

幽:「誰?」


幽香がゆっくりと振り返る。

幽:「あら、貴方は・・・」






To Be Continue・・・