相変わらず更新が遅い作者です。


幻想郷を越えるロケットを作り始めたにとり。

異変解決に動き始める博麗霊夢。


異変に気付きながら動かない紫。

それぞれの思惑が交錯する幻想郷でもう一人の橙は・・・





↓本編






霖:「今度は何の用だい・・・」


に:「ロケットの構造は出来た!けど燃料が無いんだ」

霖:「それ、今聞く事かい・・・?」


霖乃助が不満を言うのは当たり前。

現在時刻は丑の刻。


人間はおろか、ほとんどの妖怪達も寝静まる頃である。


に:「だって作り上げるのは早い方が良いじゃないか。『異変』解決の巫女が動く前に」


にとりは見透かす様な眼で霖乃助を見る。


霖乃助は眼を逸らす訳でも無く、ただにとりの視線を受ける。

霖:「僕は半人半妖だ。それにこの店の店主だからね。全てに平等だよ」


に:「あはは。違いないね」

けらけら笑うにとりは少し疲れている様だ。


霖:(僕がロケットの話をして半日足らずで完成させるくらいだ。相当頑張ってるのだろう・・・)


僕は眠気を払って頭を働かせる。

霖:「中に入って。燃料の相談だったね」


どうやら今日の睡眠時間は無くなりそうだ。


しかし、これっぽっちも嫌な気分では無かった。

自分もどうかしているのだろうね。









チェン:「うぅん・・・」

私が目を覚ますと、柔らかい布団が身体に掛かっていた。


微かににとりの匂いがする。

チェン:「・・・?にとり?」


よく見ると部屋にはにとりが居ない。

出掛けて居るのかもしれない。


チェン:「・・・・・・」

私は毛布を置いて外に出た。


寂しいと言う感情が胸の中に渦巻いて居る。

チェン:「にとり・・・」


優しく撫でてくれたにとり。

世話をしてくれたにとり。


私にとってのにとりは変わりつつある様だ。


?:「こんばんは。橙」

チェン:「!?」


チェンが臨戦体勢を取ると同時に、奴は現れた。

紫:「自己紹介が遅れたわね。私の名前は八雲紫。よろしくね橙」







To Be Continue・・・