ある日突然幻想郷から現代に戻ってしまった早苗。

果たして早苗の選ぶ選択とは。

↓本編です







私は不思議な場所で目を覚ました。

「・・・・・・」


身体を起こせば寝ている場所がお布団で無いに気付く。


ふかふかのベッドである。

「・・・あれ?」

私、東風谷 早苗はベッドから飛び起きた。


女の子っぽさ漂うこの部屋には既視感がある。

(まさか・・・まさか!!)


ふと勉強机に置かれた写真立てが目に止まる。


震える手を伸ばして私は写真立てを持ち上げた。

写真の中で二人の女の子が笑っている。


「・・・ここは」

写真の中で笑う少女。


それは早苗自身であった。

「私の・・・部屋」









「う~ん・・・」

ベッドに腰掛けて腕を組む早苗。


何度部屋の中を荒らしても自分の部屋だ。


(どう見ても私の部屋ですよねぇ・・・。今更何でこっちになんか・・・)

現代から幻想郷に移り住んだ現人神の早苗。


ここは幻想郷に行く前の自分の部屋そのものだ。

「そもそも私はどうやって幻想郷を出たんでしょう?」


幻想郷の周りには博麗の巫女が管理する結界がある為、出れるはずが無い。


謎は深まるばかりである。

「やっ!」


「うひゃあああ!?」

「へぶらっ!!」


ドサッ。と床に落ちた物を恐る恐る覗き込む。

因みに早苗の後ろから声を掛けたら、びっくりして殴られたのだ。


「殴るこたぁ無いでしょう殴るこたぁ・・・」

立ち上がったのは小さな人形。


背丈はジャ〇プを縦にしたくらいで、頭に犬。とだけ書いてある。


「なにこれ」


「ま、そうなるわな」

ちっちゃい人形は妙にふてぶてしい。


若干イラッとする。


「俺は神だ。どうぞよろしく」

ペコッと頭を下げる人形に釣られて頭を下げる早苗。


「って・・・神様?」

「そうだ。創造主とも言う」


早苗は心で呟く。

(ねーよ)


「ところで早苗さぁ」

ふてぶてしい神様は私に話し掛ける。


「こっちにやり残した事あんじゃねーの?」







ぐだぐだと次回に続く。