BTSがまだ「防弾少年団」という名前で活動していた頃。
会場はSHIBUYA BOXXという小さなライブハウスで、客席も満員には遠い状態でした。そこでカメラを回していた一介のカメラマンとして、今の彼らの躍進を見ると本当に不思議な気持ちになります。
正直なところ、当時の彼らはどこにでもいる「パッとしない韓流アイドル」という印象でした。「防弾」という風変わりなグループ名に首を傾げたのを覚えています。
事務所のコンセプトを一生懸命こなしてはいるものの、これといった特徴や特別なオーラを感じることはありませんでした。
現場の空気感も、今の熱狂ぶりからは想像もつかないほど地味なものでした。
リーダーが必死にラップをし、たどたどしい日本語で懸命にゲームを盛り上げようとする。
リーダーが少し大人でほかのメンバーはまだ子供だったように感じました。
彼らにあったのはその一回だけですが、その後、世界中で「BTS」の名前を耳にするようになっても、あの時の少年たちだとすぐには結びつきませんでした。
一体どこでどう化けたらこれほどの存在になるのか、いまだに信じられない気持ちがあります。
デビューしたての彼らをレンズ越しに見ていたという経験は、今となっては面白い昔話です。
ただ、あまり覚えていなくて書けることもないですが、ファンの方々を前にこんな話をすると、「見る目がねえな」と言われそうですのでお恥ずかしい限りです。
これからもご活躍を祈っています!
