タツノオトシゴはメスがオスのお腹の袋の中に産卵する。
卵はオスのお腹で成長し、オスのお腹は妊娠したようにパンパンになる。
産卵から2ヶ月後、まるで出産のようにオスのお腹から赤ちゃんが誕生する。
人間の男が子育ての中で唯一できないこと、それは出産。
男ができることといえば、せいぜい妊婦体験でお腹に重りを装着すること。
そして出産する妻を応援すること。
自分で出産できるタツノオトシゴのオスが羨ましい。
男女の役割っていろいろあるけれど、そのなかに母性父性というものもある。
女性=母性、男性=父性ではない。
すべての人が両方を持っている。
ウチの場合は妻のほうが父性が強いと感じているし、シングルの親は自分で母性父性を使い分けて子育てをされていると聞く。
でも両方のバランスが必要であることは間違いないし、一般に男性のほうが父性の役割を担う場面が多い。
母性はやさしく包み込む。
父性はやさしく突き放す。
という表現がある。
個人的にはすんごく腑に落ちる。
この絵本の中にも、とてもわかりやすい父性の表現がある。
いっぴきの あかちゃんが くるりと もどってきて
とうさんの ポケットに はいろうとしました
「だめ、だめ。とうさんは きみが だいすきだけど、
きみは もう、りっぱな タツノオトシゴなんだ。」
※とうさんはタツノオトシゴ エリック・カール さのようこ 偕成社
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