孫悟空が羨ましい。あんなに楽天的なヒモはいない。
悟空は普通の父親がすべきとされていることをほとんどしていない。
まず稼いでない。義父の財産で暮らしている。
家事もやってない。妻のチチに任せっぱなし。
じゃあ何をしているのかというと、ひたすら自分の趣味に明け暮れているのだ。
子育ても自分の趣味の延長上でしか関わってない。
息子がどれくらい強いか?にしか関心がなさそうだ。
もう一人の父親、ベジータも同じ。
口調がちょっとニヒルなのでだまされそうだけど、やってることは悟空と同じ。
自分は稼がずに妻ブルマの父親の会社の収益で暮らしてる。
ま、そういう環境があるから2人は自分の趣味をあそこまで極められたわけ。
たまたま趣味を活かせる社会情勢(地球の危機)の時期に父親をやっていたから結果を残せたものの、もし、平和な時代の父親だったら…あの力もてあましたやろな。
でも、もし平和な時代でも、チチとブルマが悟空とベジータに惹かれたのは変わらないような気がする。
なぜならチチもブルマも、夫の強さや地球を守った結果には全く興味を示さないから。
ただ元気で幸せに生きてる夫が近くにいるだけでいい。
悟空は見るからに底抜けの楽天家で明るい。
ベジータだってカプセルコーポレーションで文句も言わずに日々暮らしてけっこう楽しそうだ。表情からはわかりにくいけど。
悟空もベジータも、自分と一緒になってくれた妻、のんきに暮らせる環境を作ってくれた妻に感謝…してるんやろか?
そして趣味を活かせる社会情勢(地球の危機)にめぐりあったのはめっちゃラッキー!って認識してるんやろか?
※ドラゴンボールのマンガ学 見崎鉄 彩流社
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