主夫のコラム〜家事と育児とときどき手品〜 -3ページ目

主夫のコラム〜家事と育児とときどき手品〜

主なしごと
・主夫
・くじら保育園園長
・NPO法人ファザーリング・ジャパン関西副理事長


座右の銘
「笑ろてるパパがええやん!」
「いきあたりバッチリ」
「無限多様性の調和」

フェイスブックnoriaki.wada
ツイッターnontapapa

孫悟空が羨ましい。あんなに楽天的なヒモはいない。

 

悟空は普通の父親がすべきとされていることをほとんどしていない。

まず稼いでない。義父の財産で暮らしている。

家事もやってない。妻のチチに任せっぱなし。

じゃあ何をしているのかというと、ひたすら自分の趣味に明け暮れているのだ。

 

子育ても自分の趣味の延長上でしか関わってない。

息子がどれくらい強いか?にしか関心がなさそうだ。

 

もう一人の父親、ベジータも同じ。

口調がちょっとニヒルなのでだまされそうだけど、やってることは悟空と同じ。

自分は稼がずに妻ブルマの父親の会社の収益で暮らしてる。

 

ま、そういう環境があるから2人は自分の趣味をあそこまで極められたわけ。

たまたま趣味を活かせる社会情勢(地球の危機)の時期に父親をやっていたから結果を残せたものの、もし、平和な時代の父親だったら…あの力もてあましたやろな。

 

でも、もし平和な時代でも、チチとブルマが悟空とベジータに惹かれたのは変わらないような気がする。

なぜならチチもブルマも、夫の強さや地球を守った結果には全く興味を示さないから。

ただ元気で幸せに生きてる夫が近くにいるだけでいい。

 

悟空は見るからに底抜けの楽天家で明るい。

ベジータだってカプセルコーポレーションで文句も言わずに日々暮らしてけっこう楽しそうだ。表情からはわかりにくいけど。

 

悟空もベジータも、自分と一緒になってくれた妻、のんきに暮らせる環境を作ってくれた妻に感謝…してるんやろか?

そして趣味を活かせる社会情勢(地球の危機)にめぐりあったのはめっちゃラッキー!って認識してるんやろか?

 


※ドラゴンボールのマンガ学 見崎鉄 彩流社

 

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主夫業のススメ: 家族のカタチを柔軟にするコラム55

 

 

人生は旅だ。

さんざん使い古されて陳腐に聞こえるときもあるけど、真実だ。

 

家庭とは家族で旅するファミリーワゴン。

最初は夫婦で気ままで快適なドライブ。

 

後部座席のチャイルドシートに子どもが乗ったら、ある程度の目的地を定める。

ハンドルを切って、アクセルとブレーキを使い分けて、坂道・トンネル・草っ原・一本橋にでこぼこ砂利道を目的地に向けて進む。

 

分かれ道ではどっちに行くか夫婦の意見がわかれたりする。

目的地も大切だけど、道中も大切。それを忘れずルートを決めよう。

 

道に迷ったらいったん停車して現在地の確認を。

ぬかるみにハマったら通りがかりの車に助けを求めて。

時々メンテナンスを忘れずに。

 

それでも事故るときは事故る。

それはそれでしようがない。

それも受け入れてのご機嫌ドライブ。

 

気づけば子どもは自分で運転する能力を身につけてる。

もうここからは自分の道を行くわ。

自分のワゴンで親とは別の道へ旅立っていく。

 

子どもが旅立ったあとも、夫婦のドライブは続く。

安住の地にたどり着くためには、安住してはいられない。

 


※流星ワゴン 重松清 講談社

 

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主夫業のススメ: 家族のカタチを柔軟にするコラム55

 

 

数年前、パートの休憩時間に新書を読んでいた。

大学生のアルバイトくんが「何読んでんですか?」と聞いてくれたので表紙を見せて、「◯◯入門」というタイトルを答えた。

 

「へー、難しい本読んではるんですね」

 

30代のおっちゃんが、薄っぺらい新書の、〇〇入門を読んでる。

これが難しいんだとしたら、簡単な読書って何だ?とちょっと面白かった。

日本人の読書離れを嘆いているわけではない。

本を読む読まないは大学生の自由。

 

一方、育児に関わる関わらないは父親の自由ではない。

子どもの養育に責任がある保護者である以上、父親が育児にまったく関わらないということは原理的にありえない。

 

育児に関してどんな役割を担うのかは人それぞれでいい。

ところが、これまで仕事だけしていればよかったのに、仕事も家庭もそれ以外も自分で選びなさいと言われて、やり方がわからず困る男性が増えた。

男性学はそのための学問。男性が男性であるがゆえに抱える問題を扱う。

 

何かを学びたいとき、読書は気楽に入門書から入る。

育児もまずは入門書のつもりで妻のフォローと赤ちゃんの抱っこから始めてみたら。

何事も入門しなくちゃ始まらない。

 

※男性学入門 伊藤公雄 作品社

 

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主夫業のススメ: 家族のカタチを柔軟にするコラム55

 

 

クッキングとは、料理をすること、もしくは料理法のこと。

クッキングパパとは、料理をするパパ、もしくはパパの料理法?

 

パパが料理にとりかかる心理的ハードルはだんだんと下がってきている。

パパ向けの料理入門本や雑誌の特集やネット記事は増えた。

クックパッドという無料で簡単おいしい料理を検索できるツールもある。

 

何よりも『家事育児をする男性は格好いい』という世間の価値観が大きくなったことが、パパ料理のハードルを下げた一番の理由。

以前から格好良かった『男の料理』がイクメンブームでさらに後押しされた格好だ。

 

でも『男の料理』と『家事の料理』はイコールでは結べない。

家事の大きなウエイトを占めるのが料理だけど、料理だけでは家事と言えない。

 

料理をするまでの準備、料理の後片付けはもちろん、料理を毎日継続するためのマネジメントを含んで初めて家事の中に位置付けられた料理=炊事と言える。

 

料理ができるパパは格好いい!

鍋奉行、BBQリーダー、そば打ち名人、それはそれは格好いい。

 

でも炊事を通して家族の健康と幸せをマネジメントするのも格好いい。

マネジメントは目立たない。

だけど『縁の下の力持ち』という男の美学もある。

 


※クッキングパパのレシピ366日 うえやまとち 講談社

 

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主夫業のススメ: 家族のカタチを柔軟にするコラム55

 

 

タイトルが『父さん』の大ベストセラーシリーズである以上、このコラムで取り上げないわけにはいかない。

 

金持ちとは収入が多い人のことではない。

お金でお金を稼げるだけの資産を十分に持っている人のことだそうだ。

本物の金持ちは仕事に時間を割かないのである。

 

がんばって働いて収入を得るのとは次元の違う稼ぎ方。

長時間労働のせいで子育てに関われない現代イクメンの悩みはこれで解決ですな。

 

と、金持ちの定義はさておき、お金が欲しくない父親はほとんどいない。

手段はともかく、できればより多くの収入を得たいというのが正直な所。

 

何のために父さんは金持ちになりたいのか。

自分のため、妻のため、子どものため、はたまた男の本能のため。

いろんな動機が複雑に絡み合う。

 

父親コラムなので、父さんが金持ちになりたい動機を子どものためだと限定してみる。

子どもにできるだけいい教育をほどこして、将来幸せになってもらうため、としてみる。

 

父親が資産持ちで働かずして高額所得を得ている家庭の子どもは、どんな風に育つのか。

父親が長時間労働でがんばって働いて稼いで家にいない家庭の子どもは、どんな風に育つのか。

 

父親が子どものために稼ぐ手段は他にはないか?

 

※金持ち父さん貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 ロバートキヨサキ 筑摩書房

 

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主夫業のススメ: 家族のカタチを柔軟にするコラム55