他者を喜ばす事は不可能? 着物マジシャン 初見孝夫 | 手品嫌いなマジシャンのひとりごと

手品嫌いなマジシャンのひとりごと

日本のマジシャンってライバル意識が強いよね? みんな仲良く出来ないものなのかな〜

僕の手品のアイデアは全て「禅」の教えからヒントをもらっている

 

夜中に読んだ禅書に、こんな言葉が書いてあった

 

「誰かを喜ばせる事はとても骨が折れる

あなたはそれを続けると自分を喜ばせる人生を失う

そして誰も喜ばない

 

まさにその通りだと思う

僕も同じ考え方で手品をしている

僕は誰かに驚いてもらいたくて手品をしたことが一度もない

ただ自分がやりたいだけだ

 

ケーキ屋さんはあなたを喜ばせる事はしない

ただケーキをつくるだけ

 

大工さんはあなたを喜ばせる事はしない

ただ家を造るだけ

 

僕はあなたを喜ばせたりしない

ただ手品をするだけ

 

 

美味しいケーキを食べたあなたはきっと喜ぶだろう

 

素敵なおうちに住むことが出来たらきっとあなたは喜ぶだろう

 

僕の手品を見たら、きっとあなたはビックリしながら大いに喜んでくれるだろう

 

 

僕は手品が上手いのではない

手品を大切にしている

そして僕自身を大切にしている

ただそれしか出来ない

 

あなたを喜ばせる事は出来ない

自分を喜ばせることしか出来ない

それを「プロフェッショナル」というのではないだろうか

 

そんなことを考えてみた そんな1日