こと流れ主義の主人公が表っ面では何も見えない村の闇を分かるにつれ真面目になっていくサスペンス。
前半が無駄につまらんので「ぼ〜」っとしてたら段々とジワジワきて、何度も戻して見た。
イリエ(ユリアン・ポステルニク)が真人間になっていくんだがきっかけはモナ(オアナ・トゥドル)じゃないかな。
ルーマニアの田舎町の出来事だけど日本でもありそう。
結局、描いてるのは村社会で、日本でも集落へ行くと意味不明の長老がいて住民はおじいさんが兄弟とか珍しくないからね。
シーン切り替えで入る鶏のカットが面白かったが、タイトルは「おんどりの鳴く前に」というより「おんどりが鳴く前に」のような気がする。
