アイドルを無理やり主役に据えた、演出という概念がないアクション映画を目指したB級・Vシネマ。
見様見真似で日本ヤクザを無理やり絡ませた設定で、キム・ミョンスが何を思っていたんだろと思うと、気の毒でならない。
養母(ピョン・ユンジョン)の下で、ハンナ(ホン・アルム)と姉弟のように育ったイ・ジョンウ(ソ・ハンギョル)。
その義母がひき逃げ事故でこの世を去るが、この事故に地元のヤクザ組織テチャン(ユ・ハボク)の構成員であるチョルジン(チュ・ジェフ)が絡んでいて、チョルジンは高校生の頃からハンナにぞっこんの割に、態度がデカい。
ハンナとジョンウが営む飲食店に、突然ハルカ(パク・ユン)が現れ、これみよがしにバックの中身を撒き散らすと、ヤクザ連中が突然現れ、一触即発の空気になるが、テチャンの一言で事なきを得る。
テチャン組は勢力拡大のために、日本のヤクザと争いながらも手を組むが、養母の事故を含め、警察も降って湧いたネタを元に動く。
そんな中、なぜかハンナが拉致される。
タイトルは覚えてるので、おそらく一度は観てるはずだが、まったく記憶がない。
多分、途中リタイアしたと思う。
無造作に伏線らしきものを撒き散らすが、話が飛び飛びになり、理解が追いつかない。
とにかく「何で?」がない、断片的な作りになってるから、観ていて「ここはどこ?私はだ〜れ?」状態になるシーンが多い。
もしこれをお金を出して映画館で観た人がいるなら、お気の毒としか言いようがない。
そして、もっともな疑問は無理にヤクザ(日本語)を使った意味はどこにあるのか。
作品上での必要性はなんなのかが、疑問としてついて回るが、怖いもの見たさではあるが、今回は最後まで観た自分を褒めたい。
ヒロインの二人も、これと言って美男美女でもあるまいし、この作品を作ることで誰が幸せになるのだろうか。
不思議な一本だった。
