三匹の忠臣蔵 -16ページ目

三匹の忠臣蔵

日々是好日。
お弁当ブログだった「お弁当にはたまご焼き」からリニューアル。
映画レビューを中心に、日々思いついたこと、感じたこと、趣味のことを書いてます。

米ソ冷戦時代、スパイ狩りが最も激しかった時代に行われたスパイ交換を描いた、実話を基にした作品。

ブルックリンで画家を装い諜報活動を行っていたソ連のスパイ・ルドルフ・アベル(マーク・ライランス)は、FBIに目をつけられ、追跡されて、逮捕される。
公正な国をアピールしたいアメリカはアベルを裁判にかけることになり、ジェームズ・ドノヴァン(トム・ハンクス)が弁護をすることになる。
裁判は死刑が決まった形式的に儀式にすぎなかった。

その後、U-2偵察機で諜報活動をしていたフランシス・ゲイリー・パワーズ( オースティン・ストウェル)はU-2が撃墜され捕虜となる。

更に東ベルリンでは留学生フレデリック・プライヤー(ウィル・ロジャース)が恋人と西側へ逃走を図るが、国境で捕らえられてしまう。

その後ドノヴァンは、CIA長官アレン・ダレス(ピーター・マクロビー)と会い、国家としては表立って関与できないことから、交渉役として要請され、1対2の捕虜交換の交渉に臨むことになる。

これまで保険関係しかしてこなかったが、アベルの弁護を引き受けるとドノヴァン一家は「裏切り者を守る家族」となり、電車の中でドノヴァンを見つめ視線が刺さる。

裁判官に死刑ではなく、将来起こり得る捕虜交換を見据えた「保険」という発想の転換を迫ったドノヴァンのアイデアはその後、大車輪の活躍をする。

捕虜交換の舞台となった雪のギリーニッケ橋。
橋の上で捕虜を交換するのは映画でもよく見るが、これが始まりではないかな。確かアンジェリーナ ジョリー主演の「ソルト」も橋の上だったような。

空輸機の中でパワーズが「何も喋ってない」というと、ドノヴァンは「気にするな、自分が確かなら」と返す。
これはアベルに言いたかった言葉かもね。

捕虜交換のニュースが知れ渡ると電車の中の視線が一変するが、外を眺めるドノヴァンの視線は違ってた。

 

 

ブリッジ・オブ・スパイ ポスター トム・ハンクス